助けに行く前に、少し待って!電動車の事故にあったら思い出してほしいこと
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
もしも目の前で交通事故が起こってしまったら?
事故にあった人を助けるために、真っ先に車の方へと向かって行ってしまうかもしれませんよね。
しかし、事故を起こした車が「ハイブリッド車や電気自動車」であった場合、その対処法についての注意喚起がネット上で話題となっています。
ハイブリッド車や電気自動車(以下、電動車)には、高電圧のバッテリーが搭載されています。そのため、事故によって漏電している場合があり、不用意に近づくと感電してしまう可能性があるという内容でした。事実なのでしょうか?
徹底された安全試験と対策
電動車の普及に合わせ、自動車事故対策機構は、2011年から、事故後に乗員や救助者が高電圧部分に触れても感電しないか確認する試験を実施。自動車メーカー側も二次被害を防ぐための対策を行っています。
高電圧ケーブル部分には、オレンジ色の被覆をつけ、不注意で触れてしまうのを防止。
また、高電圧が流れている回路と車体が絶縁されているため、事故を起こした場合でも乗員が高電圧により感電しない構造となっています。
万が一にそなえて…
二重の事故防止策がされている電動車ですが、絶対に感電しないという保証があるわけではありません。
万が一のため、各自動車メーカが公開しているレスキューマニュアルには、高電圧部品が露出している場合は触れないよう記載されています。
止むを得ず触れる必要がある場合は、「絶縁手袋、保護メガネ、絶縁靴」を着用することと記載されています。
各自動車メーカーが公開しているマニュアルはこちらから
この事実を始めて知った人も多かったようです。
ガソリン車でも火災や爆発が引き起こされないか、救出時には注意をはらいますよね。それと同様に、電動車が事故を起こした場合、万が一に備えて正しい知識をつけておく方が良いと言えます。