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家庭で作ったカレーが余った時、「お鍋でそのまま置いておこう」「食べる時に加熱すれば大丈夫」と思ってはいませんか。
カレーは鍋のまま常温で放置すると、食中毒の原因になることがあります。リスクを避けるためには、作ったら冷蔵庫に入れておくことが一番です。
ただここで問題なのが、冷蔵庫に入れる前に必要な粗熱をとる時間。特にカレーのように量が多くて粘度の高い料理は、どうしても時間がかかってしまいます。
実が、キッチンにあるものを使えば、超簡単かつスピーディーに粗熱が取れるのです。
カレーの粗熱とりはフライパンと保冷剤で急冷処理!
カレーの粗熱をスピーディーにとる時に便利なのが、「フライパン」と「保冷剤」の組み合わせ。その方法は至ってシンプルです。
まず、鍋よりも大きいフライパンを準備したら、半分くらいの高さまで水を張ります。その中にカレーの鍋を置きましょう。
冷凍庫から保冷剤を取り出したら、鍋とフライパンの間に入れていきます。保冷剤はストックしている分を大量に入れておきましょう。
最後に、再び水をフライパンに追加すれば完成です。
冷やしている間、鍋の中のカレーを適宜かき混ぜると、さらに短時間で粗熱がとれます。粗熱がとれたらプラスチック製の食品保存容器やジッパー付き保存袋などに入れて、すぐに冷蔵庫へ入れましょう。これで食中毒のリスクを一気に減らせます。
ちなみに、トロトロでコクの増した、いわゆる「2日目のカレー」もこの方法で再現できます。カレーを作った直後に、先述の方法でいったん急冷したのち、再度加熱してみてください。1日目にもかかわらず、あの2日目のカレーができあがっています。
フライパンと保冷剤の急冷テクニックで、カレーを安全に保存しましょう。
[文・構成/grape編集部]