【正直レビュー】アシックスの格安ランニングシューズ『ジョルト3』の履き心地
公開: 更新:
洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
- 出典
- Amazon
ランニングシューズを買って「軽くジョギングでも始めたい」「運動習慣を身に付けたい」と考えている人は多くいます。
しかし、ちゃんと続くのかが心配で、最初はあまり高いシューズを買う気にもなりません。とはいえ、安いだけで性能の悪いシューズも買いたくないもの。
そんな時に見つけたのが、Amazonの『ランニングシューズ売れ筋ランキング』で、1位にもなったことのある『ASICS(アシックス)』の『JOLT3(ジョルト3)』です。
Amazonで『ランニングシューズ売れ筋ランキング』を見る
Amazonで5000円以下で購入ができる格安ランニングシューズとは、どのような靴なのかやどのような人におすすめなのかなど、ジョルト3についてご紹介していきます。
アシックスのジョルト3ってどんな靴? 安いけど大丈夫?
ジョルト3は、アシックスのランニングシューズの中で入門者向けのモデルです。
すでに旧モデルとなっており、2024年2月現在はバージョンが上がった『ジョルト4』しか公式サイトでは販売されていません。
ただ、Amazonなどを使用すれば、今でも入手が可能です。
Amazonで『ジョルト3』を見る
旧モデルとなっているにも関わらず、なぜそれほどまでに人気が高いのでしょうか。
実際に履いてみた感想を星で評価しているので、参考にしてください。
・コスパ ★★★☆☆ 安くても性能はいまいち ジョルト4のほうがおすすめ。
・クッション性 ★★★☆☆ インソールが柔らかく、履き心地がいい。
・軽さ ★★☆☆☆ 286gなので平均の中でもちょっと重め。
・走りやすさ ★★☆☆☆ 屈曲性はそれほどよくない。
・疲れにくさ ★★★☆☆ ウォーキングなら問題なし。
・ファッション性 ★★★☆☆ 単色カラーがあるので使いやすい。
確かに5000円以下で購入ができるランニングシューズの中では、履きやすい部類に入ります。安く買える上に、それなりの履き心地なので、人気も出るのでしょう。
とはいえ、バージョンが上がっている現行のジョルト4と比べると、個人的には劣るものと感じました。
価格的には500円程度ジョルト4のほうが高い場合が多いですが、そのくらいの価格差なら現行のシューズを選んだほうがよさそうです。
Amazonで『ジョルト4』を見る
それでは、ジョルト3の特徴や履き心地など、細かく見ていきます。
ジョルト3の履き心地や特徴は?
今回は、普段履く靴が26.5cmの筆者が、27cmで靴幅が2Eのジョルト3を履いて、3kmほどランニングした感覚をレビューします。
先述しましたが、ジョルト3はアシックスの入門者向けランニングシューズの旧モデルです。
ランニングシューズらしく、厚めのミッドソールを持っていますが、履いてみるとそれほどクッション性は高く感じません。沈みこむような柔らかなクッション性は、期待しないほうがいいでしょう。
ただ、『OrthoLite(オーソライト)』のインソールが固定して入っているため、フカフカとした履き心地はあります。
横幅に余裕のある2Eサイズですが、しっかりと横から足を包み込むような感覚があるため、足がずれるようなことはなく安定していました。
また、つま先部分には余裕があり、指がきついという感覚もありません。筆者的には、ハーフサイズアップでちょうどよかったようです。
ちなみに、サイズを計測したところ、縦幅は約27.2cmで横幅は約10cmでした。割と余裕のあるサイズ感といえるでしょう。
アッパーは通気性をよくするため薄めの印象。ただ、つま先はしっかりと保護されているので、耐久性は高そうです。
アウトソールはつま先部分にフレックスグルーヴ(屈曲性を高める溝)が入っているのですが、それほど屈曲性はよくありません。
つま先の形状は特につり上がっているわけでもなく、クッションが薄くなっている感覚もないので、走っていて前に進みやすい構造ではなさそうです。
もちろん、街歩き用のスニーカーを履いてランニングをするより、よっぽど走りやすい靴であることは間違いありません。5000円以下で購入できるランニングシューズとしては、かなりコスパがいいといえるでしょう。
ただ、感動するほどの履き心地かと聞かれるとそうとはいえません。
「格安ランニングシューズだから」と納得してしまいそうですが、価格がそれほど変わらないジョルト4は、こういった履き心地もかなり改善されています。
好みの問題もあるかもしれませんが、筆者的には「500円程度安いだけで旧モデルを選ぶ理由はない」と感じました。
ネット上のレビューは?
Amazonの『ランニングシューズ売れ筋ランキング』で上位に選ばれているジョルト3。
評価も高く、ネット上ではこのような声が上がっています。
ジョルト3のレビュー
・この価格で、この履き心地なら満足。
・値段が安いから、半年くらいで履きつぶしても気にならない。
・成長の早い子供用に購入。手にしやすい価格で助かる。
・自分の足にはあっているようで、長時間の立ち仕事でも疲れない。
ほかにも、「デザインやカラーが使いやすい」「コスパがいい」といった口コミが目立ちました。
全体的に価格以上の履き心地を実感している人が多いようです。
ただ、雨の日はかなり滑りやすいとの口コミが多く目につきます。雨の日でもランニングをしたい人は、気を付けたほうがよいでしょう。
ジョルト3はウォーキングにも使えるの?
少し運動を始めたいと考えている人の中には、「まずはウォーキングから」という人も多そうです。
ランニングシューズであるジョルト3は、ウォーキングなどにも使用することができるのでしょうか。
ジョルト3を履いて一駅分ほど散歩してみたところ、ミッドソールの薄い一般的な靴を履いている場合と比べて足は疲れにくく感じました。
インソールに厚みがあり、フカフカとした履き心地が関係しているのかもしれません。
通勤通学などの日常使いなら問題なく使用ができる、必要最低限の性能はあるといえるでしょう。
しかし、それほど軽い靴でもなく、クッション性も高くはないので、長時間歩くとなると厳しいかもしれません。
正直、アシックスのジョルト3は履くべきか? まとめ
有名ブランドのアシックスが販売する、格安ランニングシューズジョルト3の履き心地を検証してみました。
低価格帯のランニングシューズにしては履き心地がよく、満足している人が多い印象です。
ただ、筆者個人としてはクッション性に物足りなさを感じ、屈曲性もいまいちだったため、ランニングシューズとしておすすめができる靴だとは感じませんでした。
購入時に500円ほど上乗せすることができるなら、最新バージョンのジョルト4の購入をおすすめします。
Amazonで『ジョルト4』を見る
これから運動を始めようとランニングシューズを探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]