知るほど奥が深い『千と千尋の神隠し』 裏話に「地元だけど知らなかった!」
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出典:スタジオジブリ

客に「スマイル1つ」といわれた店員 ばかにされると…「最高です」「スカッとした」@J4gkBさんは、オリジナルキャラクターの黒子ちゃんが、ファストフード店でアルバイトをする様子を描いた漫画をXに公開。まさかの結末に、2万件を超える『いいね』が寄せられています。

父「なんだこの通信簿は!」 続く展開に「予想してなかった」「そうきたか」生徒の学業成績や日常生活の記録などを保護者に伝える、通信簿。通信簿に書かれた内容を見て、我が子の頑張りを認めるばかりでなく、心配したり叱ったりする親もいるでしょう。2025年3月28日、伊東(@ito_44_3)さんが通信簿を題材にした創作漫画をXで公開。8万件を超える『いいね』が寄せられました!
- 出典
- @kinro_ntv
2024年1月5日に映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、アニメ映画『千と千尋の神隠し』が放送されました。
同年が辰年であることから、龍が登場する『千と千尋の神隠し』は、新年のスタートを切るのにふさわしい作品として選ばれた様子。
八百万の神々の世界に迷い込んだ少女の成長物語に、多くの人が胸を震わせました。
『千と千尋の神隠し』の裏話を公開
放送中、同番組はX(Twitter)で作品の裏話を続々と投稿。
「初めて知った」という声が上がった、2つの投稿をご紹介します!
登場する神様の造形について
主人公の千尋がエレベーターに乗った際、守るような行動を取った神様が印象に残った人は多いでしょう。
二股の大根のような姿で、歩くと足音がキュピキュピと鳴っていました。
この神様の名前は作中で明かされていませんが、同番組によるとおしらさまだとのこと。
東北地方では同名の『おしら様』が信仰されており、説話集『遠野物語拾遺』では、カイコや農耕、子供などの神とされています。
しかし、『おしら様』の御神体は大根に似た姿をしていません。神々のデザインを新規に考えた理由について、宮﨑駿監督は語っていました。
「もともと日本の神様は形がない」という考えから、先人が描いた姿にとらわれずにキャラクターデザインをした宮﨑監督。
だからこそ、おしらさまは子供から大人にまで愛される造形となったのですね。
『油屋』に神々が集まる発想のヒント
神々に風呂を提供する『油屋』が舞台の同作。
「神々が集まる」という発想がどこから来たのか、気になっていた人もいることでしょう。
同番組は、発想のヒントについても触れています。
湯で神々をもてなす祭事が、実際に長野県南部にあるとは…!
疲弊した日本の神々も、私たちと同じく風呂でリフレッシュしていると思うと、親近感を覚えますね。
投稿には、このような声が寄せられています。
・長野県南部出身だけど、知らなかった!地元のお祭りが紹介されて嬉しい。
・このシーン、おしらさまのお腹がぽよぽよしていてかわいいんだよね。
・初めて知った。島根県東部の出雲に神々が集まる、神在月が元だと思っていたので驚き!
作品の裏話は、時に予想と異なる事実を知ることができて面白いもの。
『千と千尋の神隠し』の世界を、今までと違う視点でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]