知るほど奥が深い『千と千尋の神隠し』 裏話に「地元だけど知らなかった!」
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- @kinro_ntv
2024年1月5日に映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、アニメ映画『千と千尋の神隠し』が放送されました。
同年が辰年であることから、龍が登場する『千と千尋の神隠し』は、新年のスタートを切るのにふさわしい作品として選ばれた様子。
八百万の神々の世界に迷い込んだ少女の成長物語に、多くの人が胸を震わせました。
『千と千尋の神隠し』の裏話を公開
放送中、同番組はX(Twitter)で作品の裏話を続々と投稿。
「初めて知った」という声が上がった、2つの投稿をご紹介します!
登場する神様の造形について
主人公の千尋がエレベーターに乗った際、守るような行動を取った神様が印象に残った人は多いでしょう。
二股の大根のような姿で、歩くと足音がキュピキュピと鳴っていました。
この神様の名前は作中で明かされていませんが、同番組によるとおしらさまだとのこと。
東北地方では同名の『おしら様』が信仰されており、説話集『遠野物語拾遺』では、カイコや農耕、子供などの神とされています。
しかし、『おしら様』の御神体は大根に似た姿をしていません。神々のデザインを新規に考えた理由について、宮﨑駿監督は語っていました。
「もともと日本の神様は形がない」という考えから、先人が描いた姿にとらわれずにキャラクターデザインをした宮﨑監督。
だからこそ、おしらさまは子供から大人にまで愛される造形となったのですね。
『油屋』に神々が集まる発想のヒント
神々に風呂を提供する『油屋』が舞台の同作。
「神々が集まる」という発想がどこから来たのか、気になっていた人もいることでしょう。
同番組は、発想のヒントについても触れています。
湯で神々をもてなす祭事が、実際に長野県南部にあるとは…!
疲弊した日本の神々も、私たちと同じく風呂でリフレッシュしていると思うと、親近感を覚えますね。
投稿には、このような声が寄せられています。
・長野県南部出身だけど、知らなかった!地元のお祭りが紹介されて嬉しい。
・このシーン、おしらさまのお腹がぽよぽよしていてかわいいんだよね。
・初めて知った。島根県東部の出雲に神々が集まる、神在月が元だと思っていたので驚き!
作品の裏話は、時に予想と異なる事実を知ることができて面白いもの。
『千と千尋の神隠し』の世界を、今までと違う視点でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]