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「足りていない人、多いです」 ユースキンが教える!ハンドクリームの正しい使い方

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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手の写真

※写真はイメージ

冬場に気になる手荒れ。重症化すると指先などがひび割れて、さらに痛みがひどくなり厄介ですよね。

では、手荒れを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。ユースキン製薬株式会社(以下、ユースキン製薬)に手荒れを防ぐポイントを聞きました。

手荒れの原因とは

手荒れの原因としては、やはり空気の乾燥が挙げられます。エアコンを使うことで、室内の空気も乾燥して、手荒れの原因になるのです。

しかし、手荒れには空気の乾燥以外にもさまざまな原因があります。

ユースキン製薬によると、以下のような原因が挙げられるとのことです。

手洗い消毒

手洗い消毒をすることで保湿成分や皮脂が奪われ、手が乾燥し、手荒れの原因になります。

冬場は特に、風邪やインフルエンザなどの感染症対策で手洗い消毒をする機会が増えるので、注意が必要です。

お湯の使用

冬場は寒いので、水仕事や手洗いでもお湯を使用する機会が増えます。

熱いお湯は皮脂を奪いすぎてしまうので注意が必要。人肌程度のぬるま湯を使用することがおすすめです。

手を洗った後にきちんと拭かない

手を洗った後にしっかりと手を拭かないと、水分が蒸発する時に本来肌が持っている水分も一緒に蒸発してしまいます。

その結果、肌が乾燥状態に…。また、水分が蒸発する時に手の温度が下がり、しもやけを引き起こすこともあります。

このように、空気の乾燥以外にもさまざまな理由で手の乾燥が起こり、肌が荒れてしまうのです。

手荒れに悩む女性の写真

※写真はイメージ

ハンドクリームを正しく使おう

手荒れを防ぐためには、ハンドクリームの使用が有効です。しかし、使い方を間違えると十分な効果を得ることができません。

ユースキン製薬によると、「クリームの量が少ないと、手全体に塗り伸ばすことができず、塗りムラができてしまいます。また、指先や爪周りなどの荒れやすい部分に塗れていないケースも多くみられます」とのこと。

また、ユースキン製薬の調査によれば、指先が荒れている人の約96%がハンドクリームを使用しているものの、そのうちの半数以上が「指先までクリームを塗れていない」と回答したそうです。

ハンドクリームを塗っているつもりでも、荒れやすい指先や爪周りまで塗れていない場合があります。

ハンドクリームの効果的な使用方法を覚えよう

では、ハンドクリームを効果的に使用するにはどうすればいいのでしょうか。

ユースキン製薬では、ハンドクリームを効果的に使うポイントとして、『塗る量』『塗り方』『塗るタイミング』の3つが挙げられるとのこと。

以下に各ポイントと、ユースキン製薬の解説をまとめました。

塗る量のポイント

1回に使用するハンドクリームの量の目安は、人差し指の指先から第一関節までの量です。

すでに乾燥などで手荒れがひどい状態なら、人差し指の第二関節くらいまでの量をたっぷりと使いましょう。塗る量が少なく、手全体にクリームが行き渡っていない人は多いそうです。

塗り方のポイント

ハンドマッサージをしながら、手全体にムラなくすり込むのがポイント。

詳しくはユースキン製薬による、以下の動画を参考にしてみてください。

塗るタイミング

手の乾燥を感じたらハンドクリームを塗りましょう。

特に秋から冬は空気が乾燥しやすく、日中にカサつきやかゆみが気になることもあるはず。

バッグにハンドクリームを入れて、外出先でもこまめに保湿しましょう。

また、手洗い後やお風呂上がりに塗るのもポイント。手を洗うと石けんやハンドソープによって手のうるおい成分も洗い流してしまいます。

手の水分を拭き取ったらすぐにハンドクリームで保湿しましょう。

お風呂上がりも同様。お風呂上がりは手が温まっているためクリームが浸透しやすく、マッサージしながらなじませると、より効果を得やすいです。

ユースキン製薬によると、「ハンドクリームを選ぶ時に、症状にあったものを選ぶことも大切」とのこと。

市販のハンドクリームは、『化粧品』『医薬部外品』『指定医薬部外品』『医薬品』の4つの区分に分類されます。

カサカサが気になる時は『化粧品』や『医薬部外品』、あかぎれやひび割れのような傷がある場合は治療効果のある『指定医薬部外品』や『医薬品』を選ぶといいでしょう。

ハンドクリームを塗っている写真

※写真はイメージ

ただし、あかぎれやひび割れが悪化し、傷が深くてズキズキと痛むといった場合は、セルフケアではなかなか治らないケースもあります。

ユースキン製薬に聞いたところ、「重度の手荒れの場合は、皮膚科を受診して適切な治療薬を処方してもらうことをおすすめします」とのことでした。

綿の手袋で手を守るのもおすすめ

ユースキン製薬に手荒れを防ぐのに効果的なものを聞いたところ、綿の手袋を使うのもおすすめだといいます。

例えば、弊社には『ハンドガード』という、夜寝ている時に使用する綿の手袋があります。

ハンドクリームをたっぷりと塗った後に使用することで、クリームが寝具に付くのを防ぐだけでなく、クリームの浸透をうながします。

最近では、はめたままでスマホが使用できるタイプも登場しているそうです。詳しくはユースキン製薬のウェブサイトを覗いてみてください。

そのほか、手荒れを防ぐためのポイントを聞いたところ、このような回答がありました。

スマートフォンで自分の手を撮影する『ハンドセルフィー』がおすすめです。

普段なかなか自分の手の状態を見ることは少ないと思いますが、写真を撮って拡大してチェックすると、指先や爪周りが意外と荒れていることに気付きます。

細かな荒れでも、放置しておくと冬になり急に重症化することも。まずは自分の手の状態を知り、早めにケアをすることが大切です。

ひどく荒れてしまうと治るまで時間がかかります。手をよく拭くなど、対策できることはしっかりと対策しましょう。

加えて、正しい方法でハンドクリームを使い、手荒れを防ぐことが重要です。本記事で紹介した内容を覚えて手荒れ対策をしましょう!


[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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取材協力
ユースキン製薬株式会社

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