2月3日には何を食べる? 食卓に取り入れたい「節分で縁起のよい食べ物」とは
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- 出典
- 東京ガス
節分といえば福豆(大豆)や恵方巻きが定番と思われがちかもしれません。しかしご家庭や地域によっては意外と差があるもの。昔から節分の日にはさまざまなものが食べられてきました。そのうちの7つをご紹介します。
あまり知られていない節分料理も
節分が近くなると、スーパーでよく見かけるのは福豆や恵方巻きが多いでしょう。ただ、節分で食べると縁起がよいとされる料理はそれだけではありません。東京ガスが紹介する7つの節分料理とは一体何なのでしょうか。
1.こんにゃく
昔からこんにゃくは大晦日、節分、大掃除の後などに食べられているそうです。豊富な食物繊維や水分がお通じによく、体内のお掃除にもぴったりだとか。
2.イワシ
節分は鬼を追い払う日です。そのため、鬼が嫌いなイワシのニオイで撃退していたのだそう。イワシを焼くニオイを出し、柊の枝に頭を刺して出入り口に飾っていました。「柊鰯」と呼ばれる風習です。
3.そば
「そばといえば大晦日では?」と思うかもしれません。実は、節分は旧暦では大晦日のようなものとして扱われているので、12月31日に年越しそばを食べるように、旧暦の大晦日にそばを食べるのは自然の流れなのかもしれません。
4.けんちん汁
油で炒めた具材をコトコト煮込んだあたたかい汁物です。一説によると、鎌倉・建長寺が発祥の地なのだとか。節分は寒さが厳しい時期であり、あたたかい汁物が身体にしみわたったことでしょう。前述のこんにゃくを一緒に入れれば一石二鳥、もしくは二重で縁起がよくなりそうです。
5.恵方巻き
具材がたっぷり入った巻き寿司です。近年の節分ではスタンダードな料理として人気を集めています。巻き寿司は「福を巻き込む」といわれ、縁起がよいと考えられているそうです。
その年に縁起がよいとされる方向を向いて、運が逃げないように黙って1本食べきるという、ちょっとしたイベントとして楽しむことができますね。
切らずに1本まるごと食べることにはそんな意味もあったのですね。
6.くじら
いまや高級品のくじらも縁起のよい食べ物です。山陰地方の風習にあたり、邪気払いや幸福を願う意味が込められています。
7.福豆(大豆)
「節分といえばこれ!」という人も多いかもしれません。「鬼は外、福は内」といいながら投げた経験があるのではないでしょうか。現代まで伝わる節分のスタンダードな食材です。
病気や災害を招くと思われていた鬼を追い払うため、霊力を宿すと考えられていた福豆をまき始めたことが豆まきの始まりだそうです。豆まきの後、歳の数だけ福豆を食べるのも楽しいミニイベントですね。
福豆と恵方巻きだけかと思いきや、節分料理はこれだけの数がありました。地方によっては、もっと多いかもしれません。今年は普段と違う節分料理を作ってみるのも楽しそうです。
[文・構成/grape編集部]