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恵方を向いて食べるだけじゃなかったの? 節分の恵方巻きには意外なルールがあった!

By - COLLY  公開:  更新:

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ザルの上に置かれた鬼のお面や恵方巻き

※写真はイメージ

節分の時期に大人気の恵方巻き。恵方を向いて食べるイベントを楽しんでいる人も多いでしょう。その恵方巻きですが、実は推奨される食べ方や恵方の決め方にルールがありました。一体どんなルールなのでしょうか。

ルールを守って食べると願いが叶うという説も

恵方巻きを食べる時には「恵方を向いて食べる」「願いごとを思い浮かべながら食べる」というルールが知られているのではないでしょうか。東京ガスによると、それ以外にもルールがあるそうです。

1.黙って食べる

恵方巻きは黙って食べましょう。長い太巻きを食べ終えるまで黙っているのは大変かもしれませんが、そのぶん、御利益もありそうです。

2.恵方巻きを切らない

恵方巻きは縁起物です。切って食べたり、食べている途中で口を離すのはルール違反に。「縁を切らない」「運を逃がさない」という験担ぎの意味があるそうです。

とはいえ、食べている途中にどうしても食べにくさを感じたり、息苦しくなってしまうことがあるかもしれません。

もちろん、楽しく安全に食べることが一番ですから、どうしても食べ切れない場合は、無理をせず途中で切って食べてください。

東京ガス ーより引用

ルールを守って食べると願いが叶いやすくなるという説もあるとのこと。これからは意識しながら食べたくなりますね。

恵方の決め方にもルールがあった

恵方とは縁起のよい方角のことであり、幸運の神様「歳徳神」がおわす方位です。ただし、毎年同じ方角にいるわけではないそうです。この恵方を決める時にもルールがあります。

甲・己の年:東北東

乙・庚の年:西南西

丙・辛・戊・癸の年:南南東

丁・壬の年:北北西

干支に応じて歳徳神の居場所が違うのですね。毎年の干支を確認して、恵方巻きを食べる時の方向を決めましょう。「歳徳神様に願いが届きますように…」と念じることも大切かもしれません。

恵方巻きが全国的な節分行事として知られるようになったのは比較的最近ですが、もともと「恵方に餅を供える」という習慣がありました。その習慣が恵方巻きに変わったという説もあります。

ほかにも花街の験担ぎ、商組合による海苔の販促など、発祥についての説は多々あります。「どれが正しい?」「きっとこれだよ」と話しながら楽しむのも場が盛り上がりそうです。

今年の恵方はどちらになるでしょうか。干支に注目して考えてみてください。食べる時のルールも忘れず、願いを叶えてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

出典
東京ガス

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