消防局が実際にあった通報を紹介 内容に「信じられない」「何だと思ってるの」
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

スリッパがない時どうする? 消防士のやり方に「勉強になった」「やってみます」2025年3月16日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)は、Instagramアカウントで災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を、紹介しました。
突然の体調不良や大きなケガをして救急車を呼んだら、救急隊員が駆けつけてくれて助かったという人は多いでしょう。
しかし、中には緊急を要しないのに救急車を呼ぶ人もいるため、出動が追い付かない事態が起こるなど、社会問題になっています。
尼崎消防局が伝える『本当にあった救急事案』
尼崎消防局(amagasaki.119.fd)は、Instagramにクイズ形式の動画を投稿して、救急車の適正利用を呼びかけました。
「本当にあった救急事案はどちらか」と問う2択制のクイズですが、その答えは…。
2択のうち片方だけが正解かと思いきや、すべての選択肢が実際にあった事案であることがタネ明かしされます。
「蜂が家に入ってきた」などの場合は、救急車を呼ぶ以外の方法で対処できるはず。
動画を見た人からは「そんなことで?」「信じられない」とあきれる声や、救急隊員を労うコメントが寄せられていました。
・救急車をなんだと思っているのでしょう。
・本人にとっては一大事だろうけれども、ひと呼吸が必要ですね。
・そんなことで救急車が呼ばれるんですね…。いつもありがとうございます。
命の危険にさらされている人の元に救急車が一刻も早く向かうためには、本当に必要な時にだけ救急車を呼ぶということが大切です。
判断に迷う時には、「救急車を呼ぶべきか」などを相談できる救急安心センター事業(#7119)もあるので、活用するとよいでしょう。
この動画が広まり、多くの人が救急車の適正利用を意識するようになるといいですね。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]