冷蔵がいい? それとも冷凍? 種類ごとに違うチーズの適切な保存方法 By - COLLY 公開:2024-03-06 更新:2024-03-06 保存方法 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 使いきれなかった時の保存の仕方に悩むことも多いチーズ。種類ごとに形も質感も全く異なるため、同じ保存方法でいいのか迷いがちです。 種類別のチーズの保存方法を、東京ガスの暮らし情報メディア『ウチコト』からご紹介します。 チーズをおいしく保存するための基本事項 料理に使ったりそのまま食べたりとさまざまな使い方のあるチーズですが、まとめて大量に購入すると一度に食べきれないことも。次に食べるまでおいしさをキープして保存しておくためには、正しい保存方法を知っておきましょう。 冷蔵庫保存が基本 チーズの保存に適した環境は5~10℃。直射日光や高温は避け、冷蔵庫で保管しましょう。特に野菜室のほうが向いています。ピザやグラタンなどに使うような加熱用チーズは冷凍保存もできますが、それ以外のチーズの場合は、冷凍すると風味が落ちてしまいます。 乾燥も水気も避ける さらに、チーズは乾燥も水気もNG。そのため、ラップでくるんで冷蔵庫に入れます。中でも、温度が高い野菜室のほうがいいでしょう。結露するとそこからカビが生えるため、チーズの切り口から出る水分にも注意し、水分をふき取って3~4日ごとにラップも取り換えましょう。 においが強い食材とは分ける チーズそのものが匂いが強いイメージがありますが、実は周りのにおいを吸着しやすいという性質があります。タマネギなど、においの強いものと一緒に保存しないようにすることも大切です。 種類別の適切な保存方法 続いて、チーズの種類別の保存方法も確認しましょう。 フレッシュチーズ クリームチーズやカッテージチーズ、モッツァレラ、マスカルポーネ、リコッタチーズ、ストロングチーズ、フェタチーズなど、熟成させないチーズ全般をフレッシュチーズといいます。 味にくせがなく、そのまま食べてもおいしいのが特長です。 ・保存方法 チーズが入っていたケースやパッケージのまま、冷蔵室(適温は5℃ぐらい)で保存します。ケース入りではない柔らかいタイプのチーズは、密閉容器で保存してください。 このタイプのチーズは、開封後1週間以内で食べきった方が良いそうです。また冷凍保存には向いていないので注意しましょう。 ウチコト(東京ガス) ーより引用 フレッシュチーズは開封直後が一番おいしいので、すぐに食べきるのが理想。 余らせてしまったら上記の方法で保存しましょう。 白カビタイプのチーズ カマンベールチーズなど、表面が白いカビで覆われているタイプのチーズは比較的日持ちするのが特長。 おいしく保存するには、乾燥をできるだけ避ける必要があります。 ・保存方法 乾燥は大敵です。チーズの切り口をしっかりラップで包み、ジッパー付きの食品保存袋に入れて密閉し、野菜室(約7〜8℃)で保存しましょう。密閉するには以下の方法もあります。 ・ラップで包んだチーズを大きめの密閉容器に入れて、ぬれ布巾やレタスの葉などを入れて湿気を補う。 ・湿らせて固く絞ったキッチンペーパーでチーズを包み、密閉容器に入れる。 冷蔵庫の中でも熟成は進むので、食べ頃に注意しならが食べ切りましょう。 ウチコト(東京ガス) ーより引用 白カビタイプのチーズをおいしく食べるには、食べ頃の時期を逃さないのが大切。 ちゃんと保存していても熟成は徐々に進んでいくので、こちらも早めに食べきりましょう。 青カビタイプのチーズ ゴルゴンゾーラやロックフォールなど青カビを使って熟成されたチーズです。 白カビチーズと同様に、乾燥に注意して保存するようにしましょう。 また青カビがほかの食品にまで移らないよう気を付ける必要があります。 セミハード、ハードタイプのチーズ ゴーダチーズやミモレット、ラクレットなど、水分が少なく固めのチーズを指します。 熟成がゆるやかで食べ頃のおいしい時期が長く、保管が上手にできれば熟成も上手く進みさらにいい味に。 ・保存方法 カビと乾燥を防ぐため、切り口をぴったりとラップで包み、密封容器に入れ、湿度が高めの野菜室で保存するのがおすすめです。購入してから2〜3週間で食べきるようにしましょう。 ウチコト(東京ガス) ーより引用 水分の少ないセミハードタイプやハードタイプのチーズでもやはり乾燥は大敵。 湿度を保てるよう工夫しつつ保存しましょう。 チーズは開封後すぐに食べきるのが理想ですが、時には余らせてしまうことも。適切な保存方法で、おいしさをキープするよう心がけましょう。 [文・構成/grape編集部] 出典 ウチコト(東京ガス) Share Post LINE はてな コメント
使いきれなかった時の保存の仕方に悩むことも多いチーズ。種類ごとに形も質感も全く異なるため、同じ保存方法でいいのか迷いがちです。
種類別のチーズの保存方法を、東京ガスの暮らし情報メディア『ウチコト』からご紹介します。
チーズをおいしく保存するための基本事項
料理に使ったりそのまま食べたりとさまざまな使い方のあるチーズですが、まとめて大量に購入すると一度に食べきれないことも。次に食べるまでおいしさをキープして保存しておくためには、正しい保存方法を知っておきましょう。
冷蔵庫保存が基本
チーズの保存に適した環境は5~10℃。直射日光や高温は避け、冷蔵庫で保管しましょう。特に野菜室のほうが向いています。ピザやグラタンなどに使うような加熱用チーズは冷凍保存もできますが、それ以外のチーズの場合は、冷凍すると風味が落ちてしまいます。
乾燥も水気も避ける
さらに、チーズは乾燥も水気もNG。そのため、ラップでくるんで冷蔵庫に入れます。中でも、温度が高い野菜室のほうがいいでしょう。結露するとそこからカビが生えるため、チーズの切り口から出る水分にも注意し、水分をふき取って3~4日ごとにラップも取り換えましょう。
においが強い食材とは分ける
チーズそのものが匂いが強いイメージがありますが、実は周りのにおいを吸着しやすいという性質があります。タマネギなど、においの強いものと一緒に保存しないようにすることも大切です。
種類別の適切な保存方法
続いて、チーズの種類別の保存方法も確認しましょう。
フレッシュチーズ
クリームチーズやカッテージチーズ、モッツァレラ、マスカルポーネ、リコッタチーズ、ストロングチーズ、フェタチーズなど、熟成させないチーズ全般をフレッシュチーズといいます。 味にくせがなく、そのまま食べてもおいしいのが特長です。
フレッシュチーズは開封直後が一番おいしいので、すぐに食べきるのが理想。 余らせてしまったら上記の方法で保存しましょう。
白カビタイプのチーズ
カマンベールチーズなど、表面が白いカビで覆われているタイプのチーズは比較的日持ちするのが特長。 おいしく保存するには、乾燥をできるだけ避ける必要があります。
白カビタイプのチーズをおいしく食べるには、食べ頃の時期を逃さないのが大切。 ちゃんと保存していても熟成は徐々に進んでいくので、こちらも早めに食べきりましょう。
青カビタイプのチーズ
ゴルゴンゾーラやロックフォールなど青カビを使って熟成されたチーズです。 白カビチーズと同様に、乾燥に注意して保存するようにしましょう。 また青カビがほかの食品にまで移らないよう気を付ける必要があります。
セミハード、ハードタイプのチーズ
ゴーダチーズやミモレット、ラクレットなど、水分が少なく固めのチーズを指します。 熟成がゆるやかで食べ頃のおいしい時期が長く、保管が上手にできれば熟成も上手く進みさらにいい味に。
水分の少ないセミハードタイプやハードタイプのチーズでもやはり乾燥は大敵。 湿度を保てるよう工夫しつつ保存しましょう。
チーズは開封後すぐに食べきるのが理想ですが、時には余らせてしまうことも。適切な保存方法で、おいしさをキープするよう心がけましょう。
[文・構成/grape編集部]