コンビニの商品棚に、ある貼り紙が… 客が思わず足を止めたわけ
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- 出典
- @neoyamah
――昭和レトロ感が漂う内観は、自身で作っている?
店内のポップや装飾は、すべて私が作っています。
僕は昭和40年代の生まれなので、青春時代には音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)などを観て過ごしていました。
オーナーは、大のプロレス好きな子供だったようで、プロレス中継番組『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日系)などに夢中になっていたそうです。
仕事をするなかで、売り場づくりやポップ作成など『モノを作っている時』が一番楽しい瞬間だと語るオーナー。『モノづくり』に関するルーツを辿ると、小学校の頃の自由研究に行き着きました。
自由研究で「何かを提出しなければいけない」となった時、『しんかい2000』という有人潜水調査船を作ろうと思いました。
缶のジュースを紙にあてて、『しんかい2000』みたいな形を作りました。最後に船体に『しんかい2000』と書いて、ストローをさしただけの作品を提出したんです。
あまりの斬新さに、賛否両論がありましたが、当時の僕には「これでいいんだ」という気持ちがどこかにありました。
僕はモノを精密に作ることはあまり好まないんですよ。「なんとなく」を大事にいろいろ作るので。当時適当にモノを作っていたことが、今につながっているんじゃないかなと思います。
また、同店の従業員は若い人が多いようで、ポップなどを作っていると「『またなんかやっているなー』といった冷めた目で見られる」と嘆いていました。
――訪れた人の反応は?
おかげさまで各方面から、評価をいただいています。メディアの取材が多数来て、YouTubeの動画で取り上げてくださる人も結構いますね。
京都からわざわざ、うちの店舗を目当てに来てくれたお客さんもいて、その時は驚きました。
以前から『個性的な店舗』として、高い評価を受けてきたようです。
最後に、同店を今後どのような店舗にしていきたいか、語っていただきました。
みんなにただ楽しんでもらえたらと思います。いつまでも楽しい店舗でありたいですね。
コンセプトを重視しながら、今後もいろいろなことをやっていきたいです。
なお、オーナーがイチオシする商品は、同店のオリジナルとして販売している『大島あんぱん』。2024年5月現在、1日あたり200個前後売れている大人気商品だといいます。
『大島あんぱん』を目当てに、遠方から来る人もいるようです。日によっては、午前中に完売することもあるのだとか…!
新潟に足を運ぶ際は、『デイリーヤマザキ 新潟大島店』に立ち寄り、オーナーのこだわりが詰まった内観と、『大島あんぱん』の味を堪能してみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]