ピクルス液は繰り返し使える? 企業が教える活用方法に「参考にします」
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- 出典
- ミツカングループ
料理の付け合わせやサンドイッチ、サラダなどに活躍する『ピクルス』は、さっぱりとした物が食べたくなる夏に、ぴったりのお漬物です。
ピクルスは既製品も売られていますが、好きな野菜を使って自宅で作ることもできます。
自分で作ったピクルスが終わりに近づいた時に、ふと「ピクルス液は使い回しができるのか」と考えたことはありませんか。
『カンタン酢』や『味ぽん』でおなじみの『ミツカン』のブランドサイトでは、ピクルス液の使い方を紹介しています。
ピクルスを作るたびに「もったいない」と感じていた人は、ぜひチェックしてください。
ピクルス液の使い回しはおすすめできない
ピクルスはお漬物なので、作る時は『野菜が液に漬かる』ことが大切です。そのため、使う容器によっては大量のピクルス液を必要とします。
「1回しか使っていないのに捨てるのはもったいない」と感じるかもしれませんが、味や衛生面から見ても使い回しはおすすめできません。
『ミツカン』では、おすすめできない理由を次のように答えています。
ピクルスに使われるキュウリやトマト、タマネギ、パプリカなどは、水分量の多い野菜の代表格です。見た目の水分量に変化がなかったとしても、ピクルス液には野菜の水分が流出しています。
「おいしくない」「すぐに傷んだ」ということにならないよう、一度使ったピクルス液は使い回さないようにしましょう。
残ったピクルス液にも使い道はある
「使い回しができないなら捨てるしかないか」と思うかもしれませんが、ピクルス以外のメニューであれば使い回しができます。
『ミツカン』では6つの使い道を紹介しているので、そのときどきに合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。
なお、残ったピクルス液は長期保存に向いていません。冷蔵庫で保管し、早めに使い切るようにしましょう。
1.マリネ液やドレッシングに使う
マリネとピクルスは非常に似ていますが、料理の工程・目的がまったく異なります。マリネは『調味液に食材を浸し、柔らかくしたり風味を付けたりする』ことが目的、ピクルスは長期保存が目的です。
通常のマリネ液は一度使ったら捨ててしまうので、その点でも賢い再利用方法といえるでしょう。
2.さっぱり焼きのたれとして使う
豚肉の炒め物などが特に向いています。残ったピクルスを加えて焼くのもおすすめです。
3.寿司酢として使う
ミョウガを漬けたピクルス液とアジを使った『てこね寿司』は、おもてなし料理にも向いています。
4.冷やし中華のたれとして使う
冷やし中華に欠かせないキュウリのピクルス液がおすすめです。
5.タルタルソースに使う
思い通りの味付けにするのが難しいタルタルソースも、野菜のうまみが染み込んだピクルス液でお店のような味に変えられます。
6.ポテトサラダの味付けに使う
こってりとした味ではなく、ライトな味付けが食べたい時にいかがでしょうか。
ピクルス液が別のアレンジで楽しめることが分かれば、「捨ててしまうのはもったいない」という思いもなくなります。より多くのピクルス作りにも挑戦できそうですね。
[文・構成/grape編集部]