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「どう生きるか考えてほしい」人生観を表現した広告、読売広告大賞に輝く

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:株式会社 宝島社

読売新聞に掲載された広告から素晴らしいデザインを選考する、『読売広告大賞

2016年4月18日、第33回目の大賞作品が発表されました。

大賞に輝いたのは、株式会社宝島社の企業広告『死ぬときくらい好きにさせてよ』

女優の樹木 希林さんをモデルとし、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵画『オフィーリア』をパロディしたものとなっています。

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この絵画はシェイクスピアの戯曲『ハムレット』のワンシーンを描いた、1851年にイギリスで制作された作品。登場人物であるオフィーリアが、歌を口ずさみながら川に溺れて命を落とすシーンを描いています。

日本の平均寿命は年々更新され、今や世界一。
いかに長く生きるかばかりに注目し、いかに死ぬかという視点が抜け落ちているように思います。

いかに死ぬかは、いかに生きるかと同じであり、それゆえ、個人の考え方、死生観がもっと尊重されてもいいのではないか、という視点から、問いかけています。

株式会社 宝島社 ーより引用

広告の意図について、株式会社宝島社は「死について考えることで、どう生きるかを考えるきっかけになれば」とコメント。『死生観』をテーマに、絵画に現代的なアレンジを加えて広告を制作したとのこと。

今までも株式会社宝島社は、社会に訴えかけるユニークな広告を制作しています。

2012年 広告意図『本の価値を再確認しよう』

2011年 広告意図『不屈の精神と協調性をもち、何度でも立ち上がろう』

広告の意図だけではなく、デザインとしても完成度の高い作品ばかりですね。これからも、センスの光る広告が作られていくことを期待します。

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出典
株式会社 宝島社宝島社 企業広告 2016年

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