「どう生きるか考えてほしい」人生観を表現した広告、読売広告大賞に輝く By - grape編集部 公開:2016-04-20 更新:2018-09-19 パロディ樹木希林絵画美術 Share Post LINE はてな コメント 出典:株式会社 宝島社 読売新聞に掲載された広告から素晴らしいデザインを選考する、『読売広告大賞』 2016年4月18日、第33回目の大賞作品が発表されました。 出典:株式会社 宝島社 大賞に輝いたのは、株式会社宝島社の企業広告『死ぬときくらい好きにさせてよ』 女優の樹木 希林さんをモデルとし、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵画『オフィーリア』をパロディしたものとなっています。 この絵画はシェイクスピアの戯曲『ハムレット』のワンシーンを描いた、1851年にイギリスで制作された作品。登場人物であるオフィーリアが、歌を口ずさみながら川に溺れて命を落とすシーンを描いています。 日本の平均寿命は年々更新され、今や世界一。 いかに長く生きるかばかりに注目し、いかに死ぬかという視点が抜け落ちているように思います。 いかに死ぬかは、いかに生きるかと同じであり、それゆえ、個人の考え方、死生観がもっと尊重されてもいいのではないか、という視点から、問いかけています。 株式会社 宝島社 ーより引用 広告の意図について、株式会社宝島社は「死について考えることで、どう生きるかを考えるきっかけになれば」とコメント。『死生観』をテーマに、絵画に現代的なアレンジを加えて広告を制作したとのこと。 今までも株式会社宝島社は、社会に訴えかけるユニークな広告を制作しています。 出典:株式会社 宝島社 2012年 広告意図『本の価値を再確認しよう』 出典:株式会社 宝島社 2011年 広告意図『不屈の精神と協調性をもち、何度でも立ち上がろう』 広告の意図だけではなく、デザインとしても完成度の高い作品ばかりですね。これからも、センスの光る広告が作られていくことを期待します。 出典 株式会社 宝島社/宝島社 企業広告 2016年 Share Post LINE はてな コメント
読売新聞に掲載された広告から素晴らしいデザインを選考する、『読売広告大賞』
2016年4月18日、第33回目の大賞作品が発表されました。
出典:株式会社 宝島社
大賞に輝いたのは、株式会社宝島社の企業広告『死ぬときくらい好きにさせてよ』
女優の樹木 希林さんをモデルとし、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵画『オフィーリア』をパロディしたものとなっています。
この絵画はシェイクスピアの戯曲『ハムレット』のワンシーンを描いた、1851年にイギリスで制作された作品。登場人物であるオフィーリアが、歌を口ずさみながら川に溺れて命を落とすシーンを描いています。
広告の意図について、株式会社宝島社は「死について考えることで、どう生きるかを考えるきっかけになれば」とコメント。『死生観』をテーマに、絵画に現代的なアレンジを加えて広告を制作したとのこと。
今までも株式会社宝島社は、社会に訴えかけるユニークな広告を制作しています。
出典:株式会社 宝島社
2012年 広告意図『本の価値を再確認しよう』
出典:株式会社 宝島社
2011年 広告意図『不屈の精神と協調性をもち、何度でも立ち上がろう』
広告の意図だけではなく、デザインとしても完成度の高い作品ばかりですね。これからも、センスの光る広告が作られていくことを期待します。