「そう見えなくもない」 小2の作文に、じわじわくる
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時間のある夏休み期間に、毎日短い時間で取り組めるドリルなどで、苦手科目を復習する子供は多くいるでしょう。
2024年8月、筆者の小学2年生になる息子は、作文の練習問題に取り組んでいました。
ある日、息子が取り組んでいた、ドリルを確認した筆者。
書かれていた解答の1つを読んで、じわじわと笑いが込み上げてしまいました。
息子が取り組んでいたのは、「絵を見て『誰が』、『誰に』、『何を』、『どうする』か分かる文章を書きましょう」という作文問題。
おばあさんと女の子が何やら会話をしている様子の絵を見て、息子が作った文章は…。
「女の子がおばあさんに、バッグをもたせる」
文章だけ読むと間違いではないけれど、思いやりの心はどこへ…。
解答例を見ると、「女の子が、おばあさんに道をおしえる」などの答えが正解になるのでしょう。
息子の文章を頭に思い浮かべながら、もう一度絵を見ると、まるで、無理やり孫に荷物を持たされるかわいそうな祖母のように見えてきました…。
「このおばあちゃん、女の子になんていってるのかな」と試しに聞いてみたところ、「『それくらい自分で持ちなさいよ』っていっている」と返していた息子。
おばあさんと親切な女の子の、ほのぼのとした様子を描いた絵かと思いきや、息子の目には、祖母と孫のピリついた会話に映っていたようでした…。
[文・構成/grape編集部]