ザリガニを持ち帰った小2男子 「戻してきな」と叱られ、いい放った言葉が? 「なんて策士」
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※写真はイメージ

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- 出典
- 環境省
新緑がまぶしく、屋外で過ごすのが気持ちのいい5月。
生き物好きな子供たちにとっては、外でバッタやチョウ、トカゲ、ザリガニ、ヤゴなどいろいろな生き物を発見でき、楽しい時期でしょう。
しかし、虫などが苦手な親にとっては、葛藤のシーズンでもあります…。
子供が勝手に家に生き物を持ち帰ってきた時には、つい「戻してきなさい!」といいたくなるでしょう。しかし、そう簡単にはいかないケースがあるので、注意が必要です。
小2男子がザリガニを持ち帰ってきて…
小学2年生になる筆者の息子は、幼い頃から生き物が大好き。外で見つけるとすぐに捕まえて飼いたがります。
ただ、筆者は虫や爬虫類があまり得意ではないため、毎回息子が何かを捕まえるたびに、家に持ち帰らないように説得していました。
しかしそんなある日、ついに息子が公園の池で捕まえたアメリカザリガニを持ち帰ってきてしまったのです…!
勝手に持ち帰ったことを叱り、元の場所に返すようにいうと、息子は勝ち誇ったような顔でこんなことをいったのです。
「ママ、ザリガニは一度おうちに連れていったら、戻せないんだよ」
「そんなことある!?」と思いネットで調べてみると、アメリカザリガニは2023年6月より条件付特定外来生物に指定されており、ペットとして飼育はできるものの、「野外に放したり、逃がしたりすることは法律で禁止。違反すると罰則・罰金の対象になる」とのこと。
環境省のウェブサイトにも、しっかりと注意喚起が書かれていました。
ちなみに、水遊びの際に捕まえたものを、捕獲したその場ですぐに放す場合は問題ありませんが、一度家に持ち帰った場合は最期まで飼う必要があり、同じ場所であっても放流できないといいます。
「もううちの子だから…」と、ザリガニを愛でていた息子。どうやら「元の場所には戻せない」というルールをどこかで知った上で、持ち帰ってきた模様。あまりの策士っぷりに、驚いてしまいました…。
仕方なく家で飼わざるを得なくなってしまい、筆者としては微妙な気持ちですが、息子は初めてのザリガニ飼育に大喜び。
ザリ男と名付け、図鑑を見ながら飼育環境を整えていました。
「ザリ男は好きでこの家に来たわけじゃないんだから、最後まで責任を持って飼おうね」と話したため、今のところは毎日水を取り替えるなど、きちんとお世話をしているようです。
環境省によると、アメリカザリガニのほかアカミミガメなど、捕まえて飼育することは可能でも、一度持ち帰ったら野外に放してはいけない生き物は多くいます。
5月はゴールデンウィークもあるため、外にお出かけをした際、子供が生き物を捕まえたがることはあるでしょう。
もし飼育ができない場合、困ったことになるため、安易に持ち帰らないよう、子供によくいい聞かせることが大切ですね…。
[文・構成/grape編集部]