標識の上に立つカラス その後ろには…「人類滅亡していそう」「ぴったりすぎる」
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野鳥がお花見中? 愛好家がとらえた『冬の1枚』に「素敵」の声野鳥撮影歴約15年の愛好家、yoshiki(@yoshiki62603307)さんが、『日本で一番小さな野鳥』として知られ、平地では冬に姿を見せる『キクイタダキ』を、広島市の公園で撮影。寒い時期に咲く『サザンカ』とのツーショットに、Xで絶賛の声が寄せられました。

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- 出典
- @shibalabo






・カラスにぴったりすぎる背景で、じわじわくる。
・人類が滅亡していそう…。
・カラスと人工物はすごく合っていますね!
・芸術的なショットだ。
このようなコメントが寄せられたのは、ドリトル柴田(@shibalabo)さんが、Xに投稿した1枚です。
自身が撮影した写真には、街中で出会った1匹のカラスが写っていました。
鳥類に関する研究を続けながら、科学ジャーナリストとして活動している、ドリトル柴田さん。
野鳥の写真に対し「背景に人工物があるのを嫌う人が多い」と話しますが、ドリトル柴田さんが撮ったのは、その言葉を覆すような1枚でした。
カラスの背景に、何が写っていたのかというと…。
『鳥世界』
カラスの後ろには、『鳥世界』と書かれた、焼き鳥店の看板が写っていたのです!
標識の上に立ち、どこか遠くを見つめる、1匹のカラス。
『鳥世界』の文字と汚れた標識が相まって、まるでカラスが、この世界を支配しているような雰囲気がただよっています。
カラスの目には、荒廃した都市が映っているのでしょうか。漫画のような世界観に、いろいろな想像が膨らみますね。
野鳥の後ろに、人工物が写っていることに対し、ドリトル柴田さんは「かえって面白いなと思っています」と想いをつづっていました。
被写体の持つイメージと背景がマッチしていれば、被写体の魅力を、より引き出せるのかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]