会社に来たらWindows10になってた…「勝手にアップグレード」に当惑 By - grape編集部 公開:2016-05-20 更新:2018-04-11 Windows Share Post LINE はてな コメント 翌日の大事な打ち合わせのために夜遅くまで会社に残り、Excelで資料を作成中だったときのこと。突然始まったWindows10へのアップグレード! ドキュメントを保存できないまま…。 翌朝、ぐったりした表情でそう語る男性社員。アップグレードは1時間ほどかかり、終わるまで全く作業ができなかったそう。 そんな話を聞きながらPCを起動した同僚は目にします。自分のPCがWindows7からWindow10になっていたことを! Windows7からのアップグレードはマシンスペックの低さからか、かかった時間は2時間。起動後の動作も遅く、「フリーズしてしまった…?」と不安になるほど。これではまったく仕事にならない! 5月19日午前、同様の悲鳴がネット上にあふれました。使用中のアプリケーションや周辺機器がWindows10に対応していない可能性もあり、アップグレードを控えていたユーザーにとっては唐突過ぎる動作。なぜ突然、一斉にアップグレードが行われたのでしょうか。 なぜ勝手に? アップグレードを促す通知ウインドウは以前から表示され続けていましたが、5月13日に表示されたのは「このPCは次の予定でアップグレードされます」という具体的なスケジュールを記載した内容。 設定変更せず、画面キャンセルで通知を消してしまった場合には、予告された通りにアップグレードが実行されてしまったのです。 あらかじめ通知をされていたのだとはいえ、ユーザーにとっては非常にわかりづらい表示であったようです。 Twitterに投稿されたユーザーの声 周囲がどんどんアップグレードされていくさまは、ゾンビ映画のよう…? 周りがどんどん自分の意志とは無関係にWindows10に更新されていっている…ゾンビ映画のようなシチュエーションだ— みつもと (@mitsumotocs) 2016年5月19日 意外すぎる「回避方法」があった!? 勝った!windows10に勝ったぞ! pic.twitter.com/iFeeCCTJaM— たっくー (@kamiyama_youki) 2016年5月17日 HDDの容量が足りず。アップグレードは回避できましたが、これしか空き容量がないと不便そうではありますね…。 いいところもありました Windows10 慣れない部分もあるんだけど、スタートメニューの検索窓でアルファベットで打っても適当な日本語アプリを探してくれるのはイイな。「command」で「コマンドプロンプト」出してくれるとか。— yokotaro (@yokotaro) 2016年5月14日 アップグレードしても元に戻せる! 今回のアップグレードでPC環境に不具合があった場合は、アップグレードしてから30日以内に限り元のバージョンに戻すことができます。方法は以下の通りです。 「スタート」メニューから「設定」を選ぶ 「更新とセキュリティ」を選ぶ 左メニューの「回復」を選ぶ 「Windows7(または8)に戻す」項目の「開始する」を選ぶ この手順でWindowsの再起動がされ、復元作業が始まります。 アップグレードしたほうがよいの? マイクロソフトはサポート機能の向上などを理由にWindows10へのアップグレードを推奨しています。7月29日までは無償。それ以降は有償となります。 Windows7のサポート期限は2020年までなので、それ以降も現在のマシンを継続して使う予定であれば無償期間中にアップグレードを行ったほうがよいでしょう。 とはいえ、それほど年月が経てば買い替えも視野に入るでしょうから、現在の環境で不自由を感じていないのであれば「アップグレードしない」選択もよいかもしれません。 無償アップグレード期間中は、アップグレードを促す通知が頻繁に表示されることも予想されます。アップグレードを望まないのであれば、注意深く通知内容を見ている必要がありそうです。 出典 @mitsumotocs/@kamiyama_youki/@yokotaro Share Post LINE はてな コメント
翌日の大事な打ち合わせのために夜遅くまで会社に残り、Excelで資料を作成中だったときのこと。突然始まったWindows10へのアップグレード! ドキュメントを保存できないまま…。
翌朝、ぐったりした表情でそう語る男性社員。アップグレードは1時間ほどかかり、終わるまで全く作業ができなかったそう。
そんな話を聞きながらPCを起動した同僚は目にします。自分のPCがWindows7からWindow10になっていたことを!
Windows7からのアップグレードはマシンスペックの低さからか、かかった時間は2時間。起動後の動作も遅く、「フリーズしてしまった…?」と不安になるほど。これではまったく仕事にならない!
5月19日午前、同様の悲鳴がネット上にあふれました。使用中のアプリケーションや周辺機器がWindows10に対応していない可能性もあり、アップグレードを控えていたユーザーにとっては唐突過ぎる動作。なぜ突然、一斉にアップグレードが行われたのでしょうか。
なぜ勝手に?
アップグレードを促す通知ウインドウは以前から表示され続けていましたが、5月13日に表示されたのは「このPCは次の予定でアップグレードされます」という具体的なスケジュールを記載した内容。
設定変更せず、画面キャンセルで通知を消してしまった場合には、予告された通りにアップグレードが実行されてしまったのです。
あらかじめ通知をされていたのだとはいえ、ユーザーにとっては非常にわかりづらい表示であったようです。
Twitterに投稿されたユーザーの声
周囲がどんどんアップグレードされていくさまは、ゾンビ映画のよう…?
意外すぎる「回避方法」があった!?
HDDの容量が足りず。アップグレードは回避できましたが、これしか空き容量がないと不便そうではありますね…。
いいところもありました
アップグレードしても元に戻せる!
今回のアップグレードでPC環境に不具合があった場合は、アップグレードしてから30日以内に限り元のバージョンに戻すことができます。方法は以下の通りです。
この手順でWindowsの再起動がされ、復元作業が始まります。
アップグレードしたほうがよいの?
マイクロソフトはサポート機能の向上などを理由にWindows10へのアップグレードを推奨しています。7月29日までは無償。それ以降は有償となります。
Windows7のサポート期限は2020年までなので、それ以降も現在のマシンを継続して使う予定であれば無償期間中にアップグレードを行ったほうがよいでしょう。
とはいえ、それほど年月が経てば買い替えも視野に入るでしょうから、現在の環境で不自由を感じていないのであれば「アップグレードしない」選択もよいかもしれません。
無償アップグレード期間中は、アップグレードを促す通知が頻繁に表示されることも予想されます。アップグレードを望まないのであれば、注意深く通知内容を見ている必要がありそうです。