2年ぶりの『火星最接近』は見逃せない! 2025年1月は冬空を見よう
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1時間で30個の流星? 2025年のしぶんぎ座流星群がいよいよ!2025年、最初の『年間三大流星群』となる、しぶんぎ座流星群の活動は、2024年12月28日から始まり、2025年1月12日まで続きます。国立天文台によると、活動が一番活発になる極大日は、同年1月4日。目立って見えるのは同日2時頃で、5時頃になると最も多く流星群を観察できるようになります。
乗客「えー」 新幹線で、窓際のコンセントを見たら?年末に新幹線を利用した、えび沢(@ebisawade)さん。『N700系』の新幹線に乗車した際、自分の座席の横にあるコンセントを、別の人がすでに使用していて、困ったことをXに投稿すると、さまざまな意見が集まりました。
夜空で、赤色に輝く惑星である、火星。
地球よりも太陽から離れているため、地球が約365日かけて太陽を1周するのに対して、火星は約687日かけて公転します。
この周期のずれから、約2年2か月に1度、地球と火星の距離が近付くので、観察の好機が訪れるのです。
2025年1月は火星観察のチャンス!
2023年3月1日以来、地球と火星が最接近するのは、2025年1月12日23時頃。
国立天文台によると、火星と地球の間の距離は約9608万キロメートルで、最接近としては遠めの距離といえるそうです。
今回観察できる火星は、『大接近』と呼ばれた2018年7月31日の、約6割に相当する大きさになります。
しかし「火星が見えないかも」と悲しむ必要はありません。
同月12日以降も、火星による天体ショーは続くのです!
※写真はイメージ
同月13日から14日にかけては、火星のそばで月が輝きます。
同月14日の7時27分に満月となるため、丸い形の月と火星が並ぶ光景が見られるかもしれませんよ!
さらに、同月16日には、火星が、『衝(しょう)』を迎えるのだとか。
『衝』とは、太陽系の天体が、地球から見て、太陽とちょうど反対側になることを指します。
この時期の火星は、もっとも明るく輝いて見えるので、一晩中観察することができるでしょう。
※写真はイメージ
約2年ぶりに、最接近を観察することができる、火星。
冬の空を見上げて、赤色に輝く火星を観察してみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]