圧倒される! 1月31日の夜空に浮かぶ『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』
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※写真はイメージ

【皆既月食】3年振りに日本全国で見られる! 貴重な天体ショーの時間はいつ?神秘的な天体ショーである皆既月食が、2025年9月8日、約3年振りに日本で見ることができるそうです!

2年ぶりの『ブラックムーン』がいよいよ! 夜空に何を願う?特別なタイミングの新月を『ブラックムーン』と呼ぶことはご存じでしょうか。2025年の夏季には、6月25日、7月25日、8月23日、9月22日に新月となるため、8月の新月が『ブラックムーン』に当たるのだとか。同じ季節に4回の新月が見られる現象は、2023年5月以来なので、2025年8月23日はおよそ2年ぶりに『ブラックムーン』が訪れる機会なのです。
1月31日は、『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』が見られる特別な日。
『ブルームーン』『スーパームーン』『皆既月食』という天体現象が3点も重なった、とても珍しい月を見ることができます。
珍しい現象を1日で満喫!
『ブルームーン』
通常、1か月のうちに見られる満月は1回。しかし、時には2回目の満月が見られることもあります。
その2回目の満月が『ブルームーン(青い月)』と呼ばれています。
『ブルームーン』なんて神秘的なネーミングが付けられていますが、実際に青い月が見られるわけではありません。
ただ、とても珍しい天体現象のため、「見ると幸せになる」というジンクスもあるようです。
『スーパームーン』
満月の時に、月が地球に接近して、普段より大きく見える現象。
厳密な定義はないのですが、NASAによれば、1月31日は満月が普段の14%大きく見えるそうです。
『皆既月食』
「月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象のこと」を『月食』と呼んでいます。
満月がだんだんと欠け始める『部分食』から始まり、完全に月が地球の影に入る『皆既月食』までいってから、再び満月へと戻っていきます。
皆既食中の月は、『赤銅色(しゃくどうしょく)』という血のように赤黒い満月に見えるため、『ブラッドムーン』と呼ばれることも。
国立天文台によると、1月31日の満月は、日本全国で『部分日食』の始まりから終わりまでを観測できる、とても条件のよい『皆既月食』が起こるそうです。
『皆既月食』の時間は、次のようになっています。
冷えた空気と、特別な満月…自然の神秘がたっぷりと感じられる一晩になることでしょう。
雲が出ていない地域の人は、ぜひ『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』を眺めてみてください!
[文・構成/grape編集部]