「それ男の子が着るやつじゃない?」 その言葉に、反応したのは…「私もこうなりたい」
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「わぁああ!ロウソクが倒れた!」 慌てて火を消すと?「買っておいてよかった」お盆や年末年始などに、祖父母の家に顔を出す人は多いでしょう。祖父母の家には、先祖を祀った、仏壇が置かれていることがあるかもしれません。漫画家の岡野く仔さんは、1人の女性が、母親を連れて祖母の家を訪れた際のエピソードを漫画に描きました。

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「女は女らしく、男は男らしく」という考え方が、古いものだとされる現代。
多くの人が、性別に関係なく、それぞれの個性を尊重することの大切さを理解しているでしょう。
しかし、昔から根付いてきた感覚や偏見は、簡単には消えないもの。
悪気なく、無意識のうちに性別でくくっていたことが、誰しも一度はあるかもしれません。
『多様性』
3歳の娘さんを育てている、肩オカ(kata_taremaruki)さん。
娘さんが赤ちゃんの頃に、子供用品店で見かけた、ある親子のエピソードを漫画に描きました。
肩オカさんは、洋服の売り場で、地団駄を踏んでいる女の子を見かけて…。
母親の「男の子が着るやつ」という言葉を聞き、すかさず祖母らしきマダムが「今は多様性の時代だから」と女の子の意見を肯定。
もちろん、母親に悪意があったわけではないでしょう。普段の娘さんが好むデザインと異なったため、たまたまそう表現したのかもしれません。
そんな中で、サラッと「女の子が着てもいい」と声をかけられるマダムの柔軟さに、肩オカさんは感銘を受けたのだとか!
女の子は、マダムの助言もあって、無事に欲しかったデザインの服を買ってもらったようです。
漫画には「いつまでも柔軟な考え方ができる人でありたい」「時代にフィットしていて素敵」「女の子も嬉しかっただろうな」などのコメントが寄せられました。
肩オカさんが出会ったマダムのように、性別に関係なく、相手の好きなものをいつでも肯定できる人でありたいものですね。
[文・構成/grape編集部]