地図を眺めるだけで旅が始まる?今この瞬間を楽しむ、わくわくのエネルギー!
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吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
世界一周旅行は今日から始まる!
昭文社の『世界&日本地図帳』が届きました。
ずっしりと重い地図帳を開くと、リーディンググラス(老眼鏡ね)と大きな虫眼鏡でしか読めないような地名がびっしりと。
子どもの頃から地図を見るのが大好きでした。
まだカーナビがない頃にイギリスを旅行したとき、A3くらいの大きさの地図を頼りにスコットランド、インバネスまで車で行きました。
行き当たりばったりの旅、その地図さえあれば目指す場所へ行けた。改めて、地図の偉大さを痛感しました。
飛行機で九州へ向かうとき、座席のポケットにある航路の地図を片手に、窓の下に見える地形を確認したことがあります。
あたりまえのことですが、地図と地形が同じであることに感動します。
海岸線を確認し、赤石山脈、基礎山脈がくっきりと波打つように。
中国山地は緑が広がり、空の上から見ると雨上がりの苔庭のようで美しかった。
地図と地形の確認、こんな楽しみもあるのです。
さて、なぜ今頃、高校時代以来の地図帳が必要になったのかというと、来年、または再来年にでも世界一周旅行をしようという計画が持ち上がったからです。
JALが加入しているワンワールド、ANAが加入しているスターアライアンスには、『世界一周航空券』というお得なチケットがあります。
西回りか東回りの一方向のルートであること、10日以上の日程であることなど細かい取り決めがあるのですが、例えばビジネスクラスではニューヨークを往復くらいの運賃で世界一周できるのです(ざっくりとしていますが)。
航空運賃もホテル代も高騰しているいま、この制度はかなりお得感があります。
今ではアプリの地図、web上の地図などが主流になっています。
もちろんそれも活用しつつ、紙の地図というアナログの楽しみもある。
想像をめぐらせながら行きたい街に印をつける。また地形もわかる。距離や所用時間はアプリで調べれば良いですね。
地図帳を開くとだんだんわくわくしてきて、今はまだ妄想のような旅のプランが頭の中をめぐります。
旅はここから始まっているのですね。
人生は、思っているよりも短いです。10年前のことを「ついこの前」と言ってしまいそうになる。
気づくと季節が移り変わっている。
考えてみると、明日も、1時間後も保証されているわけではないのです。
まして1年先などわからない。元気なうちに、気力、体力があるうちにできることを楽しまなくては。
『今』が大事、大事な『今』を楽しむ。目下のところ、地図を眺めながらバーチャル世界一周旅行中。
わくわくというエネルギーに生かされながら、旅が始まりました。
いのちを紡ぐ言葉たち かけがえのないこの世界で
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※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
⇒ 吉元由美Facebookページ
⇒ 単行本「大人の結婚」