「有毒です」 道端にも咲いている花の『正体』に「驚いた」
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※写真はイメージ

「食中毒って、夏のワードじゃないの?」 秋も危険な理由とは…【厚労省に聞いた】食中毒が発生するのは、夏だけではありません。 秋には秋ならではの食中毒があるのだとか。一体どういうものなのか、厚生労働省にうかがいました!

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- 出典
- 農林水産省
2025年5月現在、全国的に気温が上がり、日中は暑さを感じることがあるかもしれません。
このような季節には、山菜採りを楽しむ人も多いですよね。
身の周りに山菜採りをする人がいる場合は、有毒植物の誤食に注意しましょう。
ニラと似ている『ゼフィランサス』に注意!
スーパーマーケットなどで売られているほか、河川敷などで野生種も存在している、ニラ。
ニラと見た目が似ており、間違いやすいのが、ゼフィランサス(和名:タマスダレ)という植物です。
ゼフィランサス
夏に咲く観賞植物である、ゼフィランサスは、園芸品としてホームセンターなどで手に入れることができます。
丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にも人気ですが、誤って食べてしまうと吐き気や嘔吐、痙攣などの症状に襲われることがあるそうです。
農林水産省や各自治体は、ゼフィランサスの誤食について、注意を呼び掛けています。
また、自宅で栽培する際には、見た目が似ているニラと離れた場所で育てるようにしましょう。
ゼフィランサスについては、ネット上でも話題になっています。
・見た目はきれいで美しいけど、毒があるので気を付けないと。
・毒があるなんて、驚いた!
・食べるとヤバいので、注意しましょう。
・道端にたくさん咲いていたけど、調べたらゼフィランサスだった。
農林水産省のウェブサイトによれば、山菜を買ったり、譲ってもらったりして食べたことによる食中毒が数多く報告されているそうです。
中でも、高齢者が誤って採って食べてしまう事故が多いとのこと。
食用と判断できない植物は採らないようにしましょう。また、食べたり、人にあげたりしないようにしてください。
「自分は大丈夫」と油断せずに、家族や友人に対しても注意するように呼び掛けたいですね。
[文・構成/grape編集部]