「自己流で掃除してました」 やりがちなエアコンのNG行動に「反省した」「うちもやってた」
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- 出典
- CLUB DAIKIN
夏の暑さや冬の寒さを和らげてくれるエアコンは、日々の暮らしに欠かせない存在です。長く快適に使うために、こまめな掃除を心がけている人もいるでしょう。
しかし誤った方法で掃除してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意が必要です。
ダイキン工業株式会社の会員サイト『CLUB DAIKIN』では、自分でできるエアコン掃除の方法と注意点を紹介しています。
エアコン掃除はフィルター類と外から見える部分を中心に!
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エアコンの掃除は、自分でできる範囲とできない範囲があります。
『CLUB DAIKIN』によると、家庭で掃除ができるのはフィルター類と外から見える全面パネルやフラップ部分のみなのだそう。
フィルターやパネルに付着した埃を掃除機で吸い取ったり、柔らかい布で拭き取ったりするのが基本です。
なかには、水洗いや漬け置き洗いが可能なパーツもありますが、対応しているかは取扱説明書で確認しましょう。
定期的にお手入れを行うことで、フィルターの目詰まりを防げるだけでなく、電気代の節約やカビの発生予防にもつながります。
掃除前には電源を切り、プラグを抜くかブレーカーを落としましょう。また、ケガ防止のため、室内機の金属部分には触れないよう注意が必要です。
エアコン掃除に使ってはいけないアイテムも
エアコン掃除の際、以下のものを掃除に使うのは避けましょう。故障の原因になりかねません。
・40℃以上のお湯
・ベンジンやガソリン、シンナーなどの揮発性物質
・みがき粉
・綿棒
・たわしなどの硬い清掃用具
・消臭剤などのスプレー
エアコンの内部まで自分で掃除しようとして、市販の洗浄スプレーやリンス剤を使うのは危険です。以下のような事態を引き起こす可能性があります。
・流し切れなかった汚れが熱交換器に残り、臭いやカビの原因になる。
・汚れがドレンパンやドレンホース内に残って詰まる。
・スプレーの成分で熱交換器のコーティングが劣化し、室内機から水が漏れ出す。
・薬剤がドレンパンに残り、ひび割れして水漏れにつながる。
・冷媒配管が腐食してガス漏れが発生する。
・洗浄剤が温度センサーや電気部品にかかり、故障を招く。
・薬剤から揮発したガスが室内にとどまると、静電気などで火災が発生する。
これらの理由から、市販のスプレーやリンス剤を使用するのは避けたほうがいいでしょう。
また、臭いやカビ対策として除菌や消臭効果のあるスプレーをエアコンに吹きかけるのも危険です。
洗浄スプレー同様に、成分が部品を傷めたり、水漏れやガス漏れの原因になったりすることがあります。
さらに、埃を飛ばすのに便利な『エアダスター』の使用にも注意が必要です。
室外機掃除は周囲と表面のみ
室外機は屋外に設置されているので、汚れやすいと感じる人も多いでしょう。しかし基本的には、表面を拭いたり、手で取れる葉っぱやゴミを取り除いたりする程度で十分です。
室外機カバーを使う場合は、以下の点に注意しましょう。
室外機は冷房時に熱気を排出し、暖房時には外気から熱を取り込みます。空気の流れを妨げないように、室外機の周辺には物を置かないようにしましょう。
エアコンはこまめな掃除が大切ですが、方法を誤ると逆効果になる可能性があります。
自分でお手入れできる部分は適切な方法で行い、内部の汚れは無理をせず専門業者に依頼しましょう。
[文・構成/grape編集部]