カラオケのドア、なんで鍵がかけられない? 実は理由があって… By - grape編集部 公開:2025-06-25 更新:2025-06-25 カラオケ注意喚起犯罪防犯 Share Post LINE はてな コメント 被害に遭わないためには、自分の身を守る準備が必要です。 『誰でもできる』かつ『危険を伴わない』という点を重視した、実用的な対処法を紹介します。 1.スマホで録音・録画をスタンバイ 万が一の事態に備えて、スマートフォンのボイスメモや録画機能をスタンバイ状態にしておくと安心です。 実際に侵入されそうになった場合、「録音しています」というだけで相手がひるむケースもあるといいます。 ※写真はイメージ 2.監視カメラへのアピール・電話の受話器を落とす 異常が発生した際、店員にできるだけ早く気付いてもらう必要があります。 監視カメラにアピールしたり、廊下に向かって叫んだりするのも有効ですが、とっさにはできないかもしれません。 そのため、個室に入ったら、電話が設置されているかどうかを確認しましょう。 受話器を外したままにすると、受付で異常を感知できる場合があるため、真っ先に落とすのも選択肢の1つです。 ※写真はイメージ 3.部屋を選ぶ 店員の目が届く、フロントやキッチン近くの部屋だと助けを呼びやすいでしょう。 店が空いている時、部屋の希望を出してみると、通ることがあるようです。 また、女性専用フロアを設けている店舗もあるため、事前に予約しておくと安心できますね。 迷惑行為の被害を減らすには? 東京都新宿区で、プラム法律事務所を運営している梅澤康二弁護士は、個室の侵入問題について、加害者・被害者双方の観点から、次のように述べています。 梅澤康二弁護士 本記事のように、盛り上がった勢いのまま、または酔っ払った勢いのまま、カラオケ店の他利用者の部屋に乗り込んでしまった方もいるかもしれません。しかし、カラオケ店の個室は半ば『利用者のプライベート空間』ということもでき、そこに他人が無断で立ち入ってくれば相手に不快感や恐怖心を与える可能性は十分にあります。 犯罪となるかは別として、社会生活において、他人に対して無用に不快・恐怖の念を与える行為を慎むべきは当然ですし、これが想定外のトラブルに発展する可能性すらあります。 また「酔っ払って気が大きくなることは、多少は仕方のないことですが、踏み外してはいけないラインを忘れないようにしましょう」とも注意喚起しました。 ※写真はイメージ カラオケという気軽なはずの空間で、思わぬ被害に遭うことの不快感や危険性は、決して軽視できません。 ナンパ目的を含め、軽率な行動を控えるよう呼びかけるとともに、できる範囲で防犯の意識を持つことが重要。 身を守る対策を多くの人が覚えておくことで、被害の抑止力にもつながっていくはずです。 監修:梅澤康二 東京大学法学部卒業。アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所後、自らプラム法律事務所を設立・運営している。 2008年より弁護士として活躍し、一般民事・労働事件、交通事件・債権回収、相続問題、刑事事件など幅広く対応。 [文・構成/grape編集部] 1 2 カレーを作るなら注意して! 農林水産省の呼びかけに「危なかったかも…」「勘違いしてた」暑い日でも食べたくなるカレー。農林水産省がウェルシュ菌の食中毒を注意喚起しました。 大谷翔平が『日本人3人目』の記録達成! 「最高の1日」「やっぱえぐい」大谷選手が日米通算300号本塁打を放ちました! Share Post LINE はてな コメント
被害に遭わないためには、自分の身を守る準備が必要です。
『誰でもできる』かつ『危険を伴わない』という点を重視した、実用的な対処法を紹介します。
1.スマホで録音・録画をスタンバイ
万が一の事態に備えて、スマートフォンのボイスメモや録画機能をスタンバイ状態にしておくと安心です。
実際に侵入されそうになった場合、「録音しています」というだけで相手がひるむケースもあるといいます。
※写真はイメージ
2.監視カメラへのアピール・電話の受話器を落とす
異常が発生した際、店員にできるだけ早く気付いてもらう必要があります。
監視カメラにアピールしたり、廊下に向かって叫んだりするのも有効ですが、とっさにはできないかもしれません。
そのため、個室に入ったら、電話が設置されているかどうかを確認しましょう。
受話器を外したままにすると、受付で異常を感知できる場合があるため、真っ先に落とすのも選択肢の1つです。
※写真はイメージ
3.部屋を選ぶ
店員の目が届く、フロントやキッチン近くの部屋だと助けを呼びやすいでしょう。
店が空いている時、部屋の希望を出してみると、通ることがあるようです。
また、女性専用フロアを設けている店舗もあるため、事前に予約しておくと安心できますね。
迷惑行為の被害を減らすには?
東京都新宿区で、プラム法律事務所を運営している梅澤康二弁護士は、個室の侵入問題について、加害者・被害者双方の観点から、次のように述べています。
本記事のように、盛り上がった勢いのまま、または酔っ払った勢いのまま、カラオケ店の他利用者の部屋に乗り込んでしまった方もいるかもしれません。しかし、カラオケ店の個室は半ば『利用者のプライベート空間』ということもでき、そこに他人が無断で立ち入ってくれば相手に不快感や恐怖心を与える可能性は十分にあります。
犯罪となるかは別として、社会生活において、他人に対して無用に不快・恐怖の念を与える行為を慎むべきは当然ですし、これが想定外のトラブルに発展する可能性すらあります。
また「酔っ払って気が大きくなることは、多少は仕方のないことですが、踏み外してはいけないラインを忘れないようにしましょう」とも注意喚起しました。
※写真はイメージ
カラオケという気軽なはずの空間で、思わぬ被害に遭うことの不快感や危険性は、決して軽視できません。
ナンパ目的を含め、軽率な行動を控えるよう呼びかけるとともに、できる範囲で防犯の意識を持つことが重要。
身を守る対策を多くの人が覚えておくことで、被害の抑止力にもつながっていくはずです。
監修:梅澤康二
東京大学法学部卒業。アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所後、自らプラム法律事務所を設立・運営している。 2008年より弁護士として活躍し、一般民事・労働事件、交通事件・債権回収、相続問題、刑事事件など幅広く対応。
[文・構成/grape編集部]