ヤビツ峠の走り屋が捨てるゴミ 翌朝きれいになる理由に考える
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
神奈川県秦野市にあるヤビツ峠は、東京近郊のヒルクライムのメッカ。自転車に乗る人たちに人気のスポットです。日中は鍛錬に励むヒルクライマーたちが汗を流しています。
かたや交通量の少ない夜間には、「峠族」などと呼ばれる人々が自動車でドリフト走行をしていて、騒々しい雰囲気に。
その見物をしたり、夜景を見に来る人々もいて、彼らが去ったあとにはたくさんのゴミが散乱している状態になってしまうのだそうです。
ですが、次の日の朝には、そのゴミはすっかりきれいになくなっています。
なぜなのでしょうか…?
実は、若者たちが騒いだあとのゴミを片付けているのは、朝6時前からやってくるおじいさんなのです。
このツイートを投稿したおがっちさん(@jzx100kazukazu)によると、散らかっているゴミの殆どは峠の下のコンビニのもの。
「コンビニで買ったものから出たゴミなら、コンビニのゴミ箱に捨てて。そうでない、持ってきたゴミだったら持ち帰って」とおがっちさんはコメントしています。
夜中に騒がしく楽しんでいる人々は、きっとゴミ拾いをしてくれているおじいさんの存在を知らないのでしょう。
もし彼らの一人にでも、このおじいさんの姿が届いてくれたら…せめて自分が出したゴミだけは持ち帰ってくれたらと思います。
おじいさん、いつもありがとうございます。どうか、おじいさんの負担が減りますように…。