19歳の女子大生が成し遂げた! 日本人最年少で7大陸の最高峰を極める快挙
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アジア大陸の最高峰『エベレスト』、南米大陸の最高峰『アコンカグア』など、世界7大陸の最高峰を、たった19歳の日本人女子大生が達成しました!
13歳から登山を始めた女子大生
日本人最年少記録を打ち立てたのは、早稲田大学に通う南谷真鈴(みなみやまりん)さん。
13歳から登山を始めたという彼女が、初めて世界7大陸最高峰の一つである『アコンカグア』に登頂したのは2014年の12月のことでした。
その後、驚くほどのハイペースで次々と世界中の山々を制覇していった彼女は、2016年7月に北米大陸の最高峰『デナリ』の登頂を成功させ、今回の最年少記録を達成させました。
なお、彼女の世界7大陸最高峰を含む、登山経歴は以下の通りです。
危険と隣り合わせの登山
山によっては、私たちの想像をはるかに超えた過酷な環境が広がる登山の世界。体力や技術だけではなく、強い精神力も必要とされます。
また、高校生の時に、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳で滑落事故に遭い、20時間も救助を待ち続けた経験もある南谷さん。幸運なことに大きな怪我もなく救出されたものの、一歩間違えれば命を失う危険性を、彼女は身をもって知りました。
それでも、山へ挑戦することをやめずに、世界7大陸の最高峰極める勇気には、本当に心から感心してしまいます。
彼女のあくなき挑戦心と勇気が成し得た、今回の快挙について、アルピニストとして環境問題の解決にも熱心に取り組んでいる野口健さんも、コメントを発表しています。
自分の力でスタートさせた南谷さん
南谷さんが世界7大陸最高峰を極めるまでには、多くの苦労と努力がありました。
2016年5月にエベレスト登頂を成功させた際に、彼女はこんなコメントを発表していました。
華やかな外見から、時に『女子大生登山家』『エベレスト・ガール』とアイドル的な注目をあびることもあった南谷さん。しかし、今にいたるまで、チャンスを掴むために努力を怠らない骨太な一面も持ち合わせているのです。
そんな彼女の次なる目標は、『Explorer’s Grand Slam』を達成することだそうです。
今回の世界7大陸最高峰に加え、エベレスト・北極点・南極点の3極点と、8000mを超える世界の14の山(8000メートル峰)の制覇が求められ、世界でも45人しか達成していない最難関の挑戦です。
次のステージに向かって挑戦し続ける彼女ならば、これからも周りを驚かせる快挙を達成し続けてくれることでしょう。