2025年の立秋はいつ?意味や時候の挨拶、旬の食べ物も解説
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季節はまだ夏の盛りでも、暦(こよみ)のうえでは秋の気配が近付いている、そんな時期を表すのが『立秋』です。
二十四節気(にじゅうしせっき)の1つとして知られる立秋は、暑中見舞いや時候の挨拶を切り替える目安にもなります。しかし、具体的にいつから立秋なのか疑問に感じる人もいるでしょう。
本記事では、立秋の意味や2025年の立秋はいつからなのか、旬の食材など、立秋に関する知識を解説します。
立秋について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
立秋とは
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立秋は、季節の移り変わりを示す二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、秋の始まりを意味します。
二十四節気とは、1年を24の時期に分けて、気候の変化を分かりやすく表した暦の区分です。
立秋は夏の時期に当たりますが、暦のうえではこの日から秋とされ、夏の終わりを知らせる目安にもなっています。
二十四節気について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
二十四節気とは?暮らしに取り入れて季節感のある生活を楽しもう
2025年の立秋はいつ?
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2025年の立秋は、8月7日の木曜日となります。立秋とは、暦のうえで秋の始まりとされる日で、毎年8月7日頃に当たることが多いようです。
立秋は時期を表すのが本来ですが、始まりの日を立秋と称するのだとか。
ただし、二十四節気は太陽の動きをもとに決められるとされ、年によって1日前後することがあります。
実際、2023年~2027年の立秋は、以下のように前後しているのです。
また、立秋の時期は特定の1日だけを指すのではありません。
1年を通してもっとも暑さが厳しいとされる時期の大暑(たいしょ)と、厳しい暑さを越え徐々に気温が下がり始めるとされる時期である処暑(しょしょ)の間の期間を『立秋の時期』と表すそうです。
2025年の場合は、8月7日〜8月22日頃までが立秋の時期といえるでしょう。
立秋は3つに分けられる
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立秋の期間は、さらに3つの時期に分けて、季節の移り変わりを細かく表せます。
これは『七十二候(しちじゅうにこう)』と呼ばれる日本の伝統的な暦の考え方によるものです。
ここでは、立秋がどのように分けられるのかを見ていきましょう。
涼風至(すずかぜいたる)
『涼風至』は、立秋の始まりである8月7日~11日頃を指すようです。
この時期はまだ夏の暑さが続きますが、朝夕にふと吹く風の中に、ほんの少しだけ涼しさが感じられるようになります。暑さのなかにも、秋の気配がまじり始める時期です。
セミの声が弱まり、鈴虫の音が聞こえてくることもあり、自然が静かに秋の訪れを知らせてくれるでしょう。
寒蝉鳴(ひぐらしなく)
『寒蝉鳴』は、8月12日~16日頃にあたる立秋の中頃を指すようです。
この名前は、夏の終わりを告げるヒグラシというセミの鳴き声に由来すると考えられています。ちょうどお盆の時期でもあり、季節の節目としての雰囲気がより濃く感じられるでしょう。
ヒグラシの声に耳を澄ませば、夏と秋の境界が見えてくるかもしれません。
蒙霧升降(ふかききりまとう)
『蒙霧升降』は、立秋の最後の期間である8月17日~22日頃を指すようです。
この頃になると、朝晩の気温が下がり始め、山や森の周辺では霧が立ちこめる日も見られます。
空気が澄んでひんやりとした朝の時間帯に自然の中で深呼吸をすると、秋の気配が肌で感じられるでしょう。静かな自然の変化を味わえる時期といえます。
時候の挨拶『立秋の候』の使い方
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『立秋の候(りっしゅうのこう)』は、立秋の時期に使える時候の挨拶の1つです。
手紙や挨拶文の冒頭で季節感を表す表現として使われます。意味としては「暦のうえでは秋になりましたね」といった、季節の移り変わりを丁寧に伝える表現なのだとか。
使用する時期は、立秋の8月7日〜22日頃が目安となります。
例えば、かしこまった文書では「立秋の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」のような表現が適切でしょう。
一方で親しみを込める表現では、「立秋の候となりましたが、まだまだ暑い日が続いておりますね」のように使えます。
立秋の時期には『立秋の候』のほかに、『残暑の候』も使えるようです。
季節の挨拶に季節の言葉を添えることで、より丁寧で印象のよい手紙になるため、場面に応じて使い分けましょう。
立秋の期間は『暑中見舞い』と『残暑見舞い』どちらが適している?
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立秋に送る挨拶状には、『暑中見舞い』ではなく『残暑見舞い』を使うのが適しているといわれています。なぜなら、立秋は暦のうえで秋の始まりとされ、それ以降の暑さは『残暑』と見なされるためです。
暑中見舞いは夏の盛りに送る季節の挨拶であり、立秋の前日、つまり8月6日頃までがふさわしい時期とされています。8月7日頃からは季節の区分が変わるため、残暑見舞いに切り替える必要があるようです。
なお、残暑見舞いは基本的に、8月中であれば使用可能とされており、必ずしも立秋期間内に限定されるものではありません。
相手にきちんと季節感を伝えるためにも、送る時期に合った表現を選びましょう。
立秋に旬を迎える食べ物
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立秋の代表的な旬の食材には、以下のようなものがあります。
これらの食材は立秋の期間頃になるとみずみずしさや甘みが増すといわれており、食卓に季節感を添えてくれるでしょう。
立秋にはぜひ旬の味を楽しんでみてください。
2025年の立秋は8月7日から
立秋は、暦のうえで秋の始まりとされる大切な節目で、季節の変化を感じるきっかけになります。
2025年の立秋は8月7日からで、この日から残暑見舞いの挨拶や立秋の候といった表現が使えるようになるのです。
また、立秋の期間は七十二候によって3つに分けられ、それぞれの時期に自然の微妙な移ろいが表れます。
立秋の時期にはモモやナスなど旬の食材も豊富に登場するため、食卓でも秋の気配を楽しめるでしょう。
暦や言葉を通して、季節の変わり目を丁寧に感じ取りながら、心ゆたかな暮らしを意識してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]