日本から、イタリア地震復興を援助できる!?その方法は、伝統料理にあった!
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
2016年8月24日、イタリア中部をM6.2の地震が襲いました。特に深刻な被害を受けたのは、ラツィオ州リエーティ県にある町・アマトリーチェ。
避暑を目的とした多くの観光客で賑わう街並みは、一瞬にして瓦礫の山と化してしまいました。
アマトリーチェの中心部は、石造りの古い建物ばかり。耐震強度の低い建物は次々と崩壊し、今や4分の3が壊滅しています。また、崩壊によって8月27日現在、約160人が亡くなったとのことです。
多くの住人は家を失い、家が無事の住人も余震のせいで家に帰れない…そんな状況が続いているアマトリーチェ。
そういった状況の被災地を支援すべく、イタリアの首都・ローマを中心に『とある支援活動』が広まっています。
伝統料理『アマトリチャーナ』を食べて、被災地支援!
イタリアに住むパオロ・カンパーナさんは24日、ニュースで流れる被災地の映像を見て衝撃を受けました。
「被災地のために、なにができることはないだろうか…」と考えた末、自身のFacebookにこのような投稿をしたのです。
アマトリチャーナを食べて、被災地を助けよう!
『アマトリチャーナ』とは、アマトリーチェが発祥のイタリア料理。主に、豚頬肉の塩漬けと羊乳のチーズ、トマトを用いたソースが使われており、伝統料理として長年愛されています。
8月の27日と28日に『第50回アマトリチャーナ祭り』が開催される予定だったものの、今回の地震で中止になってしまいました。
そこでパオロさんは、レストランに「アマトリチャーナをメニューに加え、売り上げから寄付しよう」というチャリティー企画を立ち上げることにしたのです。
すると、イタリア中にある700店以上のレストランから、協力の申し出が殺到!またたく間に世界中にも広まり、多くのレストランがチャリティー企画を始めました。
日本でも、チャリティー参加店が続々と!
チャリティーに協力しているお店は、日本中でも増えてきています。SNSでは、『アマトリチャーナ募金活動』への参加を表明する投稿が数多く見られます。
こういった活動に対し、ネット上では「素晴らしい!どんどん参加するお店が増えてほしい」「お客さんもお店も、被災地の方も幸せになれる素敵な企画!」と称賛の声があがっています。
たった数日で全世界の3000店舗が参加している、『アマトリチャーナ募金活動』。今後も、日本各地で続々と参加店が増えていくかもしれませんね!
アマトリーチェをはじめとする被災地に、いつか再び美しい街並みが立ち並ぶことを、心から願います。そして被災地の方々に、一刻も早く穏やかな日常が戻りますように…。