70年続いた上野こども遊園地、「やむを得ず」閉鎖 理由に悲しみの声集まる
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俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました
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上野動物園の隣にある、レトロな遊園地をご存知ですか?1946年に営業開始した『上野こども遊園地』は、70年間変わらぬ姿で上野公園に存在していました。
こじんまりとしていますが、敷地内には子どもが大好きなアトラクションが置かれています。また、遊園地の周囲にお土産屋や、クレープ屋が立ち並んでいるのも魅力です。
世代を超えて愛されてきた、こども遊園地。建物が古くなってきても、上野公園の歴史を感じられる光景として親しまれていたのです。
しかし、そんなこども遊園地に突然終わりが訪れてしまいました。
『上野こども遊園地』閉鎖の理由に、悲しむ人多数…
2016年9月1日、ネットへの投稿をきっかけに、こども遊園地を知る人の間でざわめきが起こります。遊園地の入り口に、こんな看板が現れたからです。
この度、地主である東京都から『動物園の魅力を高めることを目的とした、正門前広場の整備工事』の支障になると許可を取り消されましたので、やむを得ず8月31日(水)をもちまして廃棄いたしました。
看板に書かれていたのは、閉鎖の告知。文面からは、今までの来客への感謝と、閉鎖に対するやりきれない思いが伝わってきます。
「やむを得ず」の理由とは…
正門前広場の整備工事というのは、2009年に立案された『上野恩賜公園再生基本計画』のこと。上野公園の魅力をより向上すべく、現在整備が進められているのです。
『上野恩賜公園再生基本計画』ウェブサイトによると、上野公園の将来像は以下の通り。
2019年を目途に、上野を東京の顔となる文化・観光の拠点として、より魅力ある公園に再生させる目標があるそうです。
おそらく、来たる2020年の東京オリンピックも関係しているのでしょう。海外から訪れる人たちに東京をアピールすべく、近代的な外観を目指しているのかもしれません。
ネットでは、遊園地の閉鎖を惜しむ声が多数上がっていました。
なくなってしまったのは残念ですが、たくさんの人の心の中に思い出は残り続けるはずです。70年間、本当にありがとうございました。