売れ残った料理がスマホで買える! 「食品ロス」を防ぐ取り組み、世界で広がる
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう『食品ロス』が、年間500〜800万トン発生している日本。
食品ロスを防ぐため、見た目が悪い生鮮食品を「ワケあり」として格安価格で販売する取り組みもあります。
日本に限らず、食品ロスを解決するために世界各国で様々な取り組みがなされており、イギリスではスーパーの廃棄食品を取り扱う専門店がオープンし、話題を呼びました。
そんな中、新たな取り組みが開始され注目を集めています。
デンマーク発の取り組み
2015年の終わりにデンマークで設立された団体『Too Good To Go』は、売れ残った惣菜などを抱える店と、消費者をつなぐサービスを開始。
たとえ食べられる状態であっても、1日の終わりまでに売れなければ捨てられてしまう料理を、ユーザーに割引価格で販売することで食品ロスを防ごうというのです。
アプリで選んで注文するだけ
団体が運営するアプリにログインしたユーザーは、料理を販売しているレストランを選び、ネット上で支払いを済ませます。
その後、指定された時間にレストランに料理を取りに行くだけで良く、使い方はいたってシンプル。
効果は大きく、2016年1月からサービスが開始されたイギリスでは、既に600食以上が無駄にならずに済んでいるといいます。
ほかに、ノルウェー、ドイツ、スイスでも活用されており、世界的な注目度が高いことをうかがえます。
日本でもすでに『食品ロス』を防ぐ取り組みがなされていますが、新たな取り組みの一つとして、日本国内で『Too Good To Go』がリリースされることを期待したいです。