画期的!賞味期限切れの食品専門店が、デンマークにオープン
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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2016年2月22日にデンマークのコペンハーゲンにオープンした「WeFood」
世界でも例を見ない「賞味期限切れの食品」を専門に扱う店として、開店直後から人気を集めています。
まさに食料品のアウトレットマーケット
日本でも「ワケあり品」として、形が商品規格より外れていたり、傷がついている商品を専門的に取り扱っている店はあります。
しかし、WeFoodでは、さらに「賞味期限が切れて、消費期限が近づいている食品」も取り扱っており、価格も30〜50%引きに設定されています。
食料品は、デンマークの大手スーパーマーケットである、Føtexから調達しています。その他に、柑橘類、肉類、オーガニック食材などを輸入している業者が協力しています。
みんなが幸せになる店
賞味期限切れと聞くと、日本ではどうしてもネガティブなイメージを抱きがちです。
しかし、老若男女問わず、店に訪れる多くの人が明るい表情をしているのが印象的。WeFoodが、消費者から好意的に受けられているのかが伝わってきます。
また、年間70万トンの食品が廃棄されているデンマーク。WeFoodの事業が、現状を改善するきっかけになると期待がよせられているのも、お客さんの表情が明るい理由の一つなのではないでしょうか。
一方、日本の食品廃棄量は、年間1900万トン〜2700万トンと言われており、世界でもトップレベル。
食べられずに困っている人がたくさんいるにもかかわらず、デンマーク以上に多くの食品が捨てられてしまっているのは、やるせない気持ちになります。
本当に必要としている人に、求めやすい価格で提供しているWeFoodのようなお店は、日本にも必要なのではないでしょうか。
賞味期限切れの商品を扱うことについてのハードルは多々あることが考えられますが、実現が待たれます。