「イケメンだね!」ポジティブなオーラをまとう自閉症の少年 写真を撮り続ける母の想いとは?
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- 出典
写真家のアシュレー・ラダッツさんと、夫でドイツ人のステファンさんは2010年からアメリカのカリフォルニア州で暮らしています。
そして2人は待望の赤ちゃん、オーガストくんを授かります。
可愛い…でも少し普通と違う!?
産まれたばかりの時から、2人は思っていました。
「他の子と少し違うかも?」
と言うのも、オーガストくんは些細なことで暴れたり、泣いたりすることがあったからです。
もしかしたら「耳が聞こえないのかも」と思ったこともあったそうです。
検査の結果…オーガストくんは自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断されます。
両親は最初、「息子が自閉症であること」を受け入れられなかったと言います。
しかし、アシュレーさんは息子の成長と、自閉症の症状を記録するためにオーガストくんの写真を継続して撮影することを決意します。
「写真を通すことで、息子のことを客観的に見ることができる」
そう語るアシュレーさんは、オーガストくんの良い面も悪い面も、すべてを写真に収めて行きます。
レゴ遊びと棒が大好き
マスクを付けることが日課
やることの順番が大切
細かいことが気になる
感情が抑えられない
光や音に敏感に反応(動画)
弟が大好き♡
幸せな時に空を見上げる
母親としての葛藤
アシュレーさん夫婦は、オーガストくんが自閉症であることを受け入れていると言います。
「最初は、正直言って受け入れられなかった」
「でも、気付いたんです。
オーガストは自閉症でも、そうじゃなくても私たちの愛する息子なんだって」
「それからは、息子のすべてを受け入れ、すべてを愛しています。
そして、守ってあげなければならないと思っています」
写真を通して見ることで「オーガストくんの良い面にいっぱい気付けた」と言うアシュレーさん。
妊娠している時に想像していた息子の未来とは少し違うかもしれませんが、いまはオーガストくんの将来を悲観したりはしていません。
そして、この前向きなアシュレーさんの姿勢と、オーガストくんの愛くるしい姿に多くの称賛のコメントが寄せられています。
オーガストくんが生き生きと見えるのは、きっとファインダー越しに彼を見ているアシュレーさんが、生き生きとしているからでしょう。
「自閉症だから」という理由で何かが制限されてしまうことなく、自由に人生を生きるオーガストくん。だからこそ、彼の姿は多くの人を魅了するのかもしれません。