漢方の症状別の選び方 専門家が分かりやすく紹介! By - grape編集部 公開:2016-10-13 更新:2018-03-26 風邪 Share Post LINE はてな コメント ※画像はイメージです だんだん寒くなってきましたね。季節の変わり目に、体調を崩してしまったという方もいるのではないでしょうか。 そんな時に知っておきたい、漢方の専門家が勧める「症状別の漢方の選び方」が話題です。 たくさんの種類がある漢方、「正直言ってどれを選んでいいのかわからない」なんてこともありますよね。そんなときに役立つ一覧がこちら。 ゾクゾクと寒気がする、汗をかいていない→葛根湯寒気がする、汗をかいている→桂枝湯若干寒気があるが、のどが痛い、熱っぽい→天津感冒片や銀翹散喉に違和感→板藍茶・のど飴のどの乾燥感と痛み→養陰清肺湯水っぽい鼻水と痰と咳→小青竜湯酷い咳と黄色い痰→麻杏甘石湯— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2016年10月6日 これはわかりやすい! 症状に合わせてどの漢方を選べばよいのか一目でわかります。 補足のため、漢方の情報を集めてみました。 漢方の種類と効能 葛根湯(かっこんとう) 発汗作用があり、体の熱や腫れ、痛みを発散する。 カゼのひき始めで寒気がするとき、また、頭痛や肩こり、筋肉痛、じん麻疹などにも良い。 桂枝湯(けいしとう) 軽い発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散する。自然に汗が出やすく、体力のあまりない人向け。 寒気や頭痛、神経痛、筋肉痛などに適応。 天津感冒片(てんしんかんぼうへん)や銀翹散(ぎんぎょうさん) 熱をとり、けいれんを抑える効能。天津感冒片は腫れや痛みを緩和する作用が銀翹散より強め。 板藍茶(ばんらんちゃ) 板藍茶の元である板藍根は、抗菌・抗ウイルス作用や解熱・解毒作用にすぐれた生薬。風邪やインフルエンザの予防、のどのイガイガに。 養陰清肺湯(よういんせいはいとう) 咳を沈めたり、痰を切れやすくする作用を持つ。 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) うすい水の様な痰を伴った咳や鼻水がでるときに有効。花粉症や鼻炎等にも効果的な漢方。 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう) 体力がある状態で飲む生薬。せきや、時にのどが渇く症状に効果的。また、小児ぜんそく、気管支ぜんそく、気管支炎などにも有効。 あくまでこれらは参考です。体質によって飲んではいけないものもあるので、漢方を飲む前には専門家に相談するようにしてください。 副作用が出にくいといわれる漢方。うまく利用すれば、体調不良を乗り越える心強い味方になってくれそうですね。 出典 @PandaKanpo/漢方のツムラ Share Post LINE はてな コメント
だんだん寒くなってきましたね。季節の変わり目に、体調を崩してしまったという方もいるのではないでしょうか。
そんな時に知っておきたい、漢方の専門家が勧める「症状別の漢方の選び方」が話題です。
たくさんの種類がある漢方、「正直言ってどれを選んでいいのかわからない」なんてこともありますよね。そんなときに役立つ一覧がこちら。
これはわかりやすい!
症状に合わせてどの漢方を選べばよいのか一目でわかります。
補足のため、漢方の情報を集めてみました。
漢方の種類と効能
葛根湯(かっこんとう)
発汗作用があり、体の熱や腫れ、痛みを発散する。
カゼのひき始めで寒気がするとき、また、頭痛や肩こり、筋肉痛、じん麻疹などにも良い。
桂枝湯(けいしとう)
軽い発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散する。自然に汗が出やすく、体力のあまりない人向け。
寒気や頭痛、神経痛、筋肉痛などに適応。
天津感冒片(てんしんかんぼうへん)や銀翹散(ぎんぎょうさん)
熱をとり、けいれんを抑える効能。天津感冒片は腫れや痛みを緩和する作用が銀翹散より強め。
板藍茶(ばんらんちゃ)
板藍茶の元である板藍根は、抗菌・抗ウイルス作用や解熱・解毒作用にすぐれた生薬。風邪やインフルエンザの予防、のどのイガイガに。
養陰清肺湯(よういんせいはいとう)
咳を沈めたり、痰を切れやすくする作用を持つ。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
うすい水の様な痰を伴った咳や鼻水がでるときに有効。花粉症や鼻炎等にも効果的な漢方。
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
体力がある状態で飲む生薬。せきや、時にのどが渇く症状に効果的。また、小児ぜんそく、気管支ぜんそく、気管支炎などにも有効。
あくまでこれらは参考です。体質によって飲んではいけないものもあるので、漢方を飲む前には専門家に相談するようにしてください。
副作用が出にくいといわれる漢方。うまく利用すれば、体調不良を乗り越える心強い味方になってくれそうですね。