日本食はやっぱり最強!40年前の日本食を4週間食べ続けてみたら

By - grape編集部  公開:  更新:

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世界が認める長寿国である日本。その長寿の秘訣として挙げられるのが、健康に良いとされる『日本食』です。

そんな日本食が具体的にどのように体に良いのか、東北大学の都築つづき准教授をはじめとするグループが実験を行いました。

すると、「日本食はやっぱり最高かも」と思ってしまうような結果が得られたのです。

約40年前の日本食を続けて食べてみる

その実験とは、1975年頃の日本食を4週間食べてみた結果、どのような効果が認められるかというもの。

当時の代表的な献立はこちら。

その特徴は5つ。

  1. 多様性:色々な食材を少しずつ食べる。
  2. 調理法:調理法の優先度が「煮る、蒸す、生」⇒「茹でる、焼く」⇒「揚げる、炒める」の順。
  3. 食材:大豆製品や魚介類、野菜(漬物を含む)、果物、海藻、きのこ、緑茶を積極的に摂取。卵、乳製品、肉は適度。
  4. 調味料:出汁や発酵系調味料(醤油、味噌、酢、みりん、お酒)を上手く使用し、砂糖や塩の摂取量を抑える。
  5. 形式:一汁三菜「主食(米)、汁物、主菜、副菜×2」が基本。

この特徴を重視した日本食を食べるグループと、現代食を食べるグループとで分け、4週間後に健康数値にどのような違いが現れるかを実験しました。

すると、日本食の素晴らしさを再確認できる結果がでたのです。

結果、日本食は素晴らしい

実験の結果、3つの大きな効果が認められました。

健康的に痩せられる。

BMI(体格指数)や体重が有意に減少し、LDL コレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビン A1c(糖尿病の指標)、腹囲周囲長が減少傾向、HDL コレステロール(善玉コレステロール)が増加傾向を示しました。

東北大学大学院農学研究科 ーより引用

ストレスが軽減され、運動能力が増加する。

ストレスの有意な軽減、運動能力の有意な増加が見られました。

東北大学大学院農学研究科 ーより引用

この実験結果を得た都築准教授は、「この結果が食育の一助になり、日本食の魅力を世界へアピールすることができる」としています。

色々な食を楽しむことが出来る現代、私たち日本人が日本食の魅力を再確認し、独自の食文化を継承していくことが求められているのかもしれませんね。

鮭の切り身の画像

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出典
東北大学大学院農学研究科

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