小学校の先生の『手洗い実験』に全世界から驚きの声 「知らなかった!」「子供に見せたい」
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冬が訪れると流行り始める、風邪とインフルエンザ。空気の乾燥によってウイルスの活動が活発になると同時に、身体の抵抗力が弱まるためといわれています。
病気になると予定が狂ってしまう上に、治療費がかかったり、つらい思いをしたりと散々な目に遭ってしまいますよね。
そのため、ウイルスの侵入を防ぐために手洗いやうがいが推奨されています。
小学校の先生が行った『手洗いの実験』が話題に
アメリカのアイダホ州にあるディスカバリー小学校で教師をしているデイナー・ロバートソンさんと、ジャラリー・アニス・メトカーフさん。
2人はインフルエンザのシーズンに備え、担当しているクラスである実験を行ったといいます。
5つにカットされた焼きたてのパンを異なる形で触れ、それぞれを袋に入れた状態で1か月間放置することにしたのです。
その結果どんな変化が現れたか、1か月後のパンをご覧ください。
1.ノートパソコンのキーボードを拭いたパン
多くの人が触れるキーボード。そのため、多くの見えない汚れが付着しています。
カビで真っ黒になったパンからは、どれだけキーボードが汚れているかが分かるでしょう。
2.手袋をした状態で触ったパン
ロバートソンさんが手袋をして触ったパンは、1か月経っても真っ白のまま!雑菌が付着しなかったためです。
3.生徒たちが素手で触れたパン
パンはカビだらけになり、黒や黄色など毒々しい色に。1番と同じくらい無残な姿になってしまいました。
4.温水と石鹸で洗った手で触れたパン
こちらは素手で触っているにも関わらず、2番と同じくらいきれいな状態です。石鹸の殺菌効果を感じますね。
5.消毒液を使った手で触れたパン
ハンドサニタイザー(消毒液)で手を消毒しても、完全に殺菌をすることはできない様子。
1番と3番よりはマシですが、カビが生えてしまっています。
日本でも、いたる所にハンドサニタイザーが設置されています。きっと、この実験結果を見て多くの人が驚いたことでしょう。
今回の実験をFacebookに投稿したメトカーフさんらは、「子供に手を洗うよういい聞かせてください!ハンドサニタイザーは石鹸で手を洗う代わりにはなりません」と呼びかけました。
もちろんハンドサニタイザーは使い方によって効果が異なるため、指の間や爪の隙間もしっかりとすり込めば消毒効果を期待できます。
投稿はおよそ7万回拡散され、多くのコメントや『いいね』が寄せられています。
・素晴らしいプロジェクト!子供だけじゃなく、大人の自分も参考になりました。
・この実験結果に驚かされました。今後はちゃんと石鹸で手を洗おうと思います。
・これなら汚れが視覚的に分かるから、子供も理解しやすいよね。いい方法だと思う!
雑菌による汚れは目に見えないため、つい手洗いがおろそかになってしまう人もいるでしょう。子供なら尚更です。
今回の実験によって、年齢問わず多くの人が石鹸を使った手洗いの重要性を再確認したのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]