抗がん剤で髪を失った小林麻央さん、後悔「髪を切った時に思い立てばよかった」
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提供:産経新聞社

「宇宙一美人」「天使や…」 ショートヘアを披露した芸能人がこちら芸能人のイメチェンは、たびたび話題を集めるもの。なかでも髪型の変化は印象を大きく左右するため、ファンから注目が集まりやすいポイントです。そこで今回は、髪をバッサリと切ってイメージを一新した芸能人たちの投稿を見ていきましょう。

活躍広げる市川團十郎の子 母の墓訪れる姿に「大きくなったね」歌舞伎俳優の市川團十郎白猿さんが、2025年6月23日にブログを更新。長女の麗禾さん、長男の勸玄さんとともに、2017年に乳がんで逝去した妻、小林麻央さんの墓参りに訪れたことを報告しました。
がんと闘いながらも、毎日ポジティブなメッセージをブログで公開してくれている小林麻央さん。
2016年10月20日に更新された記事には、美容師さんにカツラをカットしてもらった写真が掲載されていました。
「病気でも毎日鏡の前には立つから、もっと、カツラを楽しんでほしい」という美容師さんの思いで、ちょっぴりクールでおしゃれにカット。
麻央さんは、カツラのセットでおしゃれを楽しもうかな、と綴っていました。
そんな明るい麻央さんが、ひとつ「心の残りで残念」と思うことがあるそうです。
へアドネーションとは、カットした自分の髪の毛を寄付する行為。病気などによって髪を失ってしまった人のため、かつらを作る慈善活動をしている団体があります。
ある程度の長さがないと寄付ができず、また、ロングヘアのかつらを求める人も多いので、髪が長いほど重宝されます。寄付された髪は足りている状況ではなく、かつらを待っている人も多くいます。
へアドネーションに賛同している美容室でカットと寄付が行えます。それ以外でも、寄付の際の決まりごとの通りにカットできれば、行きつけの美容室でカットした髪も寄付できるそうです。
闘病生活に入る前、私たちが見ていた麻央さんは美しいロングヘアを持っていました。
麻央さんの髪ならば、素敵なかつらができたでしょう。麻央さんは、寄付しなかったことを後悔しているようです。
むしろ、自分のほうが髪を寄付をしてもらう側、つらい立場なのに…それでも、会ったことのない誰かのことを想っているのですね。
麻央さんのこの投稿をきっかけにして、ロングヘアからイメージチェンジしようという誰かが「へアドネーション」という選択をするかもしれません。
麻央さんがブログに掲載した、へアドネーションを行っている団体
Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)