大きくひび割れた『鳥の卵』を、人が卵の欠片とテープで補修 ヒナの奇跡的な誕生の瞬間
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
ニュージーランド・ロトルアにある動物園『レインボー・スプリングス』で見られた、心温まるシーンが話題になっています。
ある日、動物保護団体の職員が、ニュージーランドの国鳥『キーウィ』の野生の卵をもって同施設を訪れました。
ニュージーランド国鳥 『キーウィ』
その卵は他の動物に襲われたのか、大きなヒビや穴が空き、中身も少し漏れ出している状態。このままでは孵化せず、中のヒナが死んでしまうことは明らかでした。
マネージャーであるクレアさんは、まだこの卵が孵化する可能性を考え、卵を補修することを提案。
レインボー・スプリングスではキーウィやほかの動物を飼育していたこともあり、他の卵のカケラで穴にパッチを当て、マスキングテープでヒビを埋めて卵を補修しました。
予断を許さない状況でしたが、努力の甲斐あって、数日後に孵化しはじめた卵。奇跡的なヒナの誕生シーンをご覧ください!
力強く卵の殻を蹴って生まれでたキーウィの赤ちゃん。無事で本当に良かった!
助かったこのヒナは、ひび割れた卵から生まれたことにちなんで「Fissure(ひび割れ)」と名付けられ、順調に育っているようです。数か月施設で育てられた後は、自然に帰されるそう。
キーウィはニュージーランドの象徴とも言われており、現在、絶滅危惧種にも指定されている貴重な鳥。大きさはニワトリとそれほど変わらないのに、これだけ大きい卵を産むことにも驚きです。
奇跡的に生まれてきたこの子には、強くたくましく成長していってほしいですね。