「このネコは安楽死させた方がいい」 驚くべき回復の理由は、里親の愛
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脱水症状を起こし、病気を患った状態で保健所にやってきた1匹のオス猫。
保健所のスタッフが「もう長くは無いだろう…」と感じるほどに、酷い状態でした。
そんな猫が、1人の女性と出会ったことをきっかけに見違えるような姿となり、話題を呼んでいます。
殺処分から救われた猫
猫が飼いたいと保健所のホームページを見ていたレイチェル・ブラウンさん。
すると、目元がただれた酷い状態の猫の画像が目に留まりました。
猫のプロフィールには『ウイルス性上部気道感染症』と『脱水症』の記載。
しかし、一目見た瞬間から「私には、この子が必要」と感じたレイチェルさんは、保健所に「引き取りたい」と申し出たのでした。
すると、保健所のスタッフからはこんな返答が…。
「高額な治療費がかかるでしょうし、引き取るのはおすすめしません」
それでも、彼女の心が変わることはありませんでした。
猫を『ジョン・スノウ』と名付け、家族の一員として迎え入れたのでした。
獣医から言われた悲しい事実
すぐにジョン・スノウを動物病院へ連れて行くと、当初聞いていたよりも、深刻な状態であることが明らかになりました。
検査の結果、彼はコロナウイルスに感染しており、重度の伝染性腹膜炎も患っていたのです。
それだけではありません、腎臓と肝臓がうまく機能しておらず、治る見込みは低かったため、獣医からは「猫のためにも安楽死させた方が良い」とまで言われてしまいました。
しかし、安楽死という選択は彼女にはありませんでした。
「少しでも治る見込みがあるのなら、それに賭ける」
と、治療の道を選んだのです。
獣医も驚く回復力
治療のために、5日間入院することになったジョン・スノウ。
レイチェルさんは、ケージに「良くなってね、小さな戦士さん」とコメントを残し、毎日見舞いに訪れました。
するとどうでしょう、ジョン・スノウは彼女の気持ちに応えるようにメキメキと回復していったのです!
3日目には餌を食べ始め、4日目には元気に動き回る姿に、病院のスタッフも「なんて回復力だ」と驚きを隠せなかったそう。
退院後、自宅でも細かい治療は続きました。目の周りに薬を塗ったり、目薬をさすなど、レイチェルさんは献身的に彼を支えました。
また、彼の回復を願っていたのは、レイチェルさんだけではありませんでした。
彼女がネット上で治療費を募ったところ、多くの人から支援の手が差し伸べられたのです。おかげで、治療にかかった費用を賄うことができたそうです。
温かい支援と、献身的な介護のかいもあり、雪を意味する『スノウ』という名前がぴったりな、美しい白猫に成長したジョン・スノウの姿がこちらです!
愛情に包まれた毎日を過ごす姿は、とても幸せそう。今では、命の恩人であるレイチェルさんの側を離れず、寝る時も常に一緒なのだとか。
一度は見放された小さな命…それでも回復を信じて、愛情たっぷりに接し続けたからこそ起きた奇跡のような出来事。
「彼のおかげで、私の人生は今までより100倍も幸せよ」
と語るレイチェルさん。その思いは、きっとジョン・スノウにも伝わっていることでしょう。どうかこれからも幸せな日々を過ごしていって欲しいものですね。