読書好きの女優エマ・ワトソン 彼女が地下鉄の駅にこっそり本を隠す理由
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
映画『ハリー・ポッター』シリーズや実写版『美女と野獣』など数々の映画に出演する人気女優エマ・ワトソン。女優やモデルとして活躍しながら名門大学を卒業し、さらに国連親善大使としても活動するエマは、まさに才色兼備として知られています。
そのエマが、アメリカ大統領選挙が終わった直後のニューヨークでこっそりと行っていたことがあります。それは地下鉄の駅の構内に本を隠すこと。
フェミニスト(男女同権主義者)であり読書好きのエマは2016年に、女性を勇気づける内容の本を紹介するブッククラブ【Our Shared Shelf】を設立しました。その一環として、彼女はおすすめの本をまだ知らない人たちに読んでもらいたいと、数週間前にロンドンの地下鉄駅構内に本を隠していました。
そして今回のニューヨークの本隠しは、アメリカ大統領選によってさまざまな意見や思いを抱えている人たちに、良い本を読んで心を静めてほしいという狙いがあったようです。
地下鉄の駅に本を隠したのは”車内で読んでほしいから”。イギリス人のエマはアメリカの選挙権はありませんが、今回の選挙でアメリカ史上初の女性大統領誕生を期待していた人たちを励ましたいという思いがあったのではないでしょうか。
デモなどで対立するのではなく、素晴らしい本を読んで心を静めてほしい。運よく彼女が隠した本を手にした人たちはきっと、そんなエマの思いをしっかりと受け止めてくれたことでしょう。