「世界で一番やさしいかも?」 東京メトロ新橋駅で見かけた『トイレの落書き』
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ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
消防局「法律で禁止されています」 注意喚起に「気を付けます」もしも、火災が発生した場合、頼みの綱となるのが、消防局です。消火する際には、消火栓や防火水槽の水が使用されるのですが、普段、どこにあるか意識していますか。
- 出典
- @asanokaz
麻野一哉(@asanokaz)さんが投稿した「やさしい落書き@新橋」というツイート。
「落書き」と「やさしい」という言葉の組み合わせに違和感を覚えますが、一緒に投稿された写真を見ると、その理由が分かります。
写真は、東京メトロ新橋駅のトイレの貼り紙です。写真をよく見ると、元々の文章はこれだけ。
お願い
レバーは長めに押すようにしてください。
ご協力をお願いします。
駅長
しかし、さまざまな人が書き加えたのでしょう。注意書きや別の言語に訳すなど、より多くの人が理解できるように文字が書き込まれています。
出典:@asanokaz
注1:中国語で「壊れているので5秒以上押してください」の意。
注2:「なぜ長く押さなければならないか」の理由を説明しています。
注3:英語で「5秒ぐらい押してください。ご協力ありがとう」の意。
注4:注3の英語に、さらに注意書き。「5秒か、それ以上」の意。
注5:英語で、注意書きとは全く関係なく「日本へようこそ」。
や、やさしい!!!
中国語圏や英語圏の人たちにも伝わるように追記するだけでなく、「ウェルカム」と来日した外国人を歓迎するなど、ホスピタリティにあふれています。
いわゆる落書きとは、全くの別物で、どちらかと言えば、注意書きという印象でしょうか。
見た人を笑顔にさせるようなトイレの貼り紙への書き込み。「世界で一番やさしい落書き」というコメントが寄せられるのも納得ですね!