安楽死の可能性があった保護犬 里親になってくれた女性に愛情たっぷりのハグ
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
アメリカのフィラデルフィア州に暮らす大学生ケイラさんは、地元の動物シェルターでボランティアをしています。ある日、彼女はシェルターで1匹のオスのピットブル”ラス”に出会いました。
ウェブメディアのThe Dodoによると、迷い犬だったラスは保護された時、耳やしっぽの毛が抜け落ちて、ひどくやせ細り、可哀想な健康状態だったということです。そしてほかの犬たちが吠えている中で、ラスはただ静かにじっとして、ケイラさんのことを見つめていたそうです。
ボランティアとしてたくさんの犬たちと接しているケイラさんですが、ラスには何か特別なものを感じたのだとか。そして彼女はラスを散歩に連れて行くことにしました。
散歩に連れ出してからほんの5分ほどで、ケイラさんはラスのことが大好きになってしまったのだそうです。そして、この時すでに彼女の心は決まっていました。
私がこの子の里親になる。
さらに彼女はのんびりしている時間はないことを知っていました。ラスが保護されているシェルターは動物たちが収容許容数を超えており、少し前にも15匹の犬が安楽死させられたばかりだったのです。
翌日、彼女は学校が終わるとすぐにシェルターへ向かいました。そしてラスを引き取るための手続きを済ませ、無事に彼の里親になったのです。
ケイラさんと一緒に住む5人の女性のルームメイトたちも、すぐにラスのことが大好きになりました。また、突然6人のママができたラスも、最初こそ緊張していたものの、すぐにリラックスして新しい生活になじんでいるということです。
6人いるママの中でもラスが一番好きなのはもちろんケイラさん。里親になってから12日後にそれがよくわかる出来事がありました。彼女がソファで宿題をしていると、ラスが近くに寄ってきました。そして、ケイラさんにぴったりと寄り添ってハグをしてきたのです。
「ボクのママになってくれてありがとう」
そんなラスの心の声が聞こえてきそうなこの微笑ましい写真は、そばにいたルームメイトが撮影したそうです。そして、この写真をSNSに投稿するとたちまち多くの人たちにシェアされ、温かいコメントが殺到しました。
ケイラさんはこの写真を通して、多くの人たちにシェルターの動物たちの里親になってほしいと呼びかけています。
動物たちは私たち人間にたくさんの喜びと癒しを与えてくれます。しかし実際は、一度も家族に愛されることがないまま、シェルターの中で一生を終える動物たちがたくさんいるのです。今、世界中のシェルターにいる動物たちが、ラスのように一日も早く優しい家族の一員になれるように願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]