海苔の有無だけじゃない? 『もりそば』と『ざるそば』の違い
公開: 更新:


「なぜ男は年齢を重ねると蕎麦を打つのか」 男性からは共感殺到も、女性は理解不能?「なぜ男は歳を重ねると、蕎麦打ちを始めてしまうのか」 素朴な疑問に、男女で全く異なる反応が寄せられます。

ノスリってどんな鳥?見た目の特徴や似た猛禽類との見分け方をご紹介本記事では、ノスリの見た目や鳴き声、飛び方などの特徴、ノスリに似た猛禽類との違いについてご紹介。ノスリは、トビやチュウヒなど似た種類も多いため、それぞれの違いを理解することがバードウォッチングの楽しみを広げるポイントとなるでしょう。
「もりそば」と「ざるそば」の違いは、「海苔が有るか無いか」だと思っていませんか? 実は、それだけじゃないんです。今回は<「もりそば」と「ざるそば」の違い>についてご紹介します。
「もりそば」と「ざるそば」の違いは海苔のあるなしだけ?
「海苔がかかっているのがざるそば、海苔がないのがもりそばでしょ? 」と思っている人は多いのでは? それは、半分正解で半分間違いです。
確かに現在では、ほとんどの蕎麦屋さんで、「もりそば」と「ざるそば」は海苔の有無だけで区別されています。しかし、実は他にも違いがあるそうです。
「もりそば」と「ざるそば」の大きな違いは、それぞれのそばの歴史にあります。
もりそばの歴史とは
「そば」は、初めから今のように食べられていたわけではありません。
昔は「蕎麦掻き」と言って、そば粉をこねて団子状にしたものを、焼いたり蒸して食べていたそうです。
江戸中期に入ると「切りそば」と言って、そばを細く切り、麺の形にしたものが誕生します。そして、この切りそばをつけ汁につけて食べるという、現在のようなスタイルが生まれたようです。
しかし、男の人の中には、つけ汁につけるのを面倒臭がる人がいたため、つゆをそばに直接かける「ぶっかけそば」が生まれました。この「ぶっかけそば」と従来の食べ方を区別するために、つけ汁につけて食べるそばを「もりそば」と呼ぶようになったようです。
対してざるそばの歴史とは