フリマアプリで「1万円札を5枚売ります」 闇が深すぎる理由に、背筋が凍る
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行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

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理由に現代日本の闇が垣間見える
ネットオークションやフリマアプリなどで、1万円札が販売されている理由。
それは、クレジットカードの現金化です。
※写真はイメージ
詳しく説明します。
現金を出品する人
1万円札を5枚出品する場合、販売価格は、5万8千円から6万円前後のことが多い。クレジットカードでの決済をOKとする。
出品者にとっては、落札されれば8千円から1万円の利益になります。
では、こういった「割高な現金」を購入する人はどういった人なのでしょうか。
現金を購入する人
多くの場合、クレジットカードは持っているが、現金を持っていない人。キャッシングの利用限度枠を超えてしまっているため、クレジットカードで現金を引き出すことができない。そのため、割高であっても、現金をクレジットカードで購入する。
つまり、出品者は、現金がなくて困っている人に対し、クレジットカード決済で現金を高値で売りつけているのです。
利用する人の多くは、サラ金や闇金など、高い金利でお金を借り、返済できなくなって現金を必要としている人たちだといわれています。
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こういった事実がTwitterで話題になると、多くの人がこんな疑問を抱きます。
なぜネットオークションやフリマアプリの運営は、現金の出品を禁止しないのか
しかし、これにも理由があります。
現金の取り引きを禁止してしまうと、「コレクター向けの古い硬貨や紙幣、記念硬貨など」も禁止しなければならなくなるからです。
お金に困っている人から搾取するかのような手法に、多くの批判的な声が寄せられます。
「必要としている人がいるのだから構わないのでは」といった意見もありましたが、「道義的に許されない行為」という意見が大多数。
「貧困ビジネス」などとも呼ばれる、こういった行為を取り締まるためのルール作りが求められています。
[文・構成/grape編集部]