「自分の顔なんて嫌い」疾患を持った少年を救った『1匹の犬』とは?
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皮膚に白斑が現れることで知られる『尋常性白斑』。故マイケル・ジャクソンも患っていたといわれる皮膚疾患です。
アメリカのアーカンソー州に暮らす8歳のカーターくんは、幼稚園児の時にこの病気を持っていることが分かりました。
メラニンを生成するメラノサイトが失われることによって皮膚が白くなってしまうため、カーターくんも目の周りの皮膚の色素が薄くなってきました。それと同時に彼は次第に元気を失っていきます。
遠く離れた場所にいた1匹の特別な犬
カーターくんの家から3200キロ以上も離れたオレゴン州に、ある特別な犬がいました。犬の名前はローディー。
カーターくんと同じ『尋常性白斑』を持ったラブラドール・レトリバーです。
katu.comによると、カーターくんとローディーはなんと同じ年の同じ月に『尋常性白斑』と診断されていたのです。
ある日、カーターくんの母親がFacebookでローディーのことを見つけました。すぐにカーターくんにローディーの写真を見せると、彼はとても興奮していたそうです。
それからインターネットを通じて、カーターくんとローディーの交流が始まりました。
白斑が現れ始めてからは「自分の顔が嫌いだ」といっていたカーターくんですが、ローディーに出会ってから自信を取り戻し、だんだんと笑顔が戻っていったといいます。そんな息子の姿を見ていた母親は、カーターくんとローディーを直接会わせてあげたいと思うようになりました。
しかし、彼らの住んでいる場所は遠く離れています。
すると、そのことを知ったローディーの飼い主が寄付金サイトを立ち上げ、カーターくんがオレゴン州までやってくるための寄付金を募りました。そして、ついに彼らの対面が実現したのです。
初めて会ったとは思えないほど、打ち解けた様子を見せるカーターくんとローディー。たとえ言葉が通じなくても、彼らには通じ合う何か特別なものがあるのでしょう。
目の周りの白い毛がチャームポイントのローディー。彼はいま、世界中で同じ病気を持つ子供たちを勇気づけてくれています。
これからもローディーは、この愛らしい表情でたくさんの子供たちを笑顔にしてくれるはずです!
[文・構成/grape編集部]