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- 出典
- @sow_LIBRA11
「お父さんが死んだら、愛用のヴァイオリンも一緒にお墓に入れてあげるね」
ある日、音楽家の父との何気ない会話で、そういった娘さん。「お父さんが、天国でも楽器を演奏できるように…」と思ったのでしょう。
しかし、そんな娘の想いとは裏腹に父親は激怒!その出来事についての経緯を、SOW(@sow_LIBRA11)さんが投稿し、話題になっています。
「愛用の楽器もお墓に入れてあげるね」に父親激怒
あくまでも『思いやり』のつもりで発した、娘さんの言葉。では、なぜ父親は激怒したのでしょうか。
「いいか、これは何百年も前の職人が、技巧の粋を集めて作ったものだ。今まで、何人もの人の手を渡ってきたものだ。
所有権は私にあるが、それは現代において受け継いだということだ。私が死んだとしたら、次の者に託す義務があるのだ!」
音楽家である父親にとって、このヴァイオリンはとても価値のあるもの。次代に受け継がず、墓に入れてしまうだなんて言語道断!
親を想う気持ちは嬉しくとも、その発言は音楽家として許すことができなかったのです。
「お父さんのためを思って、いったのに!」
しかし、ヴァイオリンの価値が分からない娘さんは納得できません。音楽や楽器について父親ほど詳しいわけではないので、仕方がないことではありますが…。
父親の言い分を聞き、号泣する娘さん。そんな娘さんに対し、父親はこういいます。
「これ、捨て値で売っても2千万はするんだぞ」
「あ、じゃ燃やさない」
たったひと言で、あっさり納得したそうです。
『物の価値』が分からない人に伝えるには『お金』が最適?
今回の親子の場合は『楽器』でしたが、こういった『価値観の違いによるズレ』を感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
「大切にしていたコレクションを捨てられた!」
…といったように。
相手が価値を理解していない場合、説明するのは少々骨が折れます。そんな時は、手っ取り早く『金額』で伝えてみるのも1つの手です。
お金なら、価値観のとらえ方はだいたい一致しているはずです。娘さんのように、「そんなに価値がある物なんだ」と納得してくれるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]