満員電車で絶対に座れる方法!「それって不正だよ」 By - grape編集部 公開:2017-05-18 更新:2018-05-14 迷惑行為電車 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「世界でもトップクラスの混雑」といわれる日本の満員電車。 ※写真はイメージ 朝夕の通勤時間帯は「立っているのもやっと」というほど混雑することが当たり前になっています。 特に「通勤や通学に時間がかかる」という人にとっては、肉体的にも精神的にもツラい時間。こんなことを考える人も多いのではないでしょうか。 せめて座りたい!!! しかし、混雑している電車内の座席は、ある意味で奪い合いです。 座っていた誰かが降りるとなれば、多くの人が「我さきに」と座ろうとします。 すると、こういった混雑した電車でも「座りたい!」と思う人は、こう考えます。 「1度終点まで行き、折り返す電車に乗って座ろう」 例えば、横浜駅から西武秩父駅まで電車に乗るとします。東急東横線には地下鉄副都心線、西武池袋線が乗り入れているため、乗り換えなしで移動することができます。 しかし、神奈川県から東京都を通り、埼玉県までの移動時間は、早くても2時間以上と、決して短くありません。 そこで、同じく東急東横線に乗り入れているみなとみらい線に乗車し、一度反対方向への電車に乗ります。約10分ほどで元町・中華街駅へ。西武秩父方面へ行く電車は、ここが始発駅になるため、高確率で座ることができます。 こういった行為を俗に「折り返し乗車」といいます。 ※写真はイメージ 「混雑する電車で座るためのちょっとした工夫」と考える人もいますが、実はこれは不正乗車。 横浜駅-元町・中華街駅間の定期券など乗車券を持っていれば問題ありませんが、そうでなければルール違反に当たります。 つまり、「改札を出なければ運賃は発生しない」という考え方は間違いで、「電車に乗ったら運賃は発生する」という考え方が正しいのです。 みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道は、ウェブサイトで「不正乗車」について、次のように言及しています。 横浜から渋谷方面へお越しのお客様で、みなとみらい線内で改札を出ず折り返し乗車をする場合は、往復分の有効な乗車券をご購入のうえご乗車ください。 また、みなとみらい線では、お客様に気持ちよくご利用いただけるよう、車内放送やポスターの掲示、係員によるお声掛けなど、定期的に不正乗車防止に取り組んでおります。 横浜高速鉄道 ーより引用 そもそも、この折り返し乗車が「不正乗車」に当たるということを知らなかった人も多く、ネット上にはさまざまなコメントが寄せられました。 えっ?これってダメだったの?いつも当たり前のように折り返し乗車をしてた。 終点で降りずに、そのまま座り続けてる人っているよね。正直、迷惑。コッチはちゃんと列に並んでるのに。 気持ちは分かるけど、これはダメだね。鉄道会社も、お金を払わない客を乗せて走っても1円の得にもならないからね。 また、こういった「不正乗車」は、みなとみらい線に限らず、さまざまな路線で行われているといいます。 「自分さえ座れれば、それでいい」という考え方ではいけません。当たり前のことですが、ルールをしっかり守る意識が求められています。 [文・構成/grape編集部] ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 出典 みなとみらい線 Share Post LINE はてな コメント
「世界でもトップクラスの混雑」といわれる日本の満員電車。
※写真はイメージ
朝夕の通勤時間帯は「立っているのもやっと」というほど混雑することが当たり前になっています。
特に「通勤や通学に時間がかかる」という人にとっては、肉体的にも精神的にもツラい時間。こんなことを考える人も多いのではないでしょうか。
せめて座りたい!!!
しかし、混雑している電車内の座席は、ある意味で奪い合いです。
座っていた誰かが降りるとなれば、多くの人が「我さきに」と座ろうとします。
すると、こういった混雑した電車でも「座りたい!」と思う人は、こう考えます。
「1度終点まで行き、折り返す電車に乗って座ろう」
例えば、横浜駅から西武秩父駅まで電車に乗るとします。東急東横線には地下鉄副都心線、西武池袋線が乗り入れているため、乗り換えなしで移動することができます。
しかし、神奈川県から東京都を通り、埼玉県までの移動時間は、早くても2時間以上と、決して短くありません。
そこで、同じく東急東横線に乗り入れているみなとみらい線に乗車し、一度反対方向への電車に乗ります。約10分ほどで元町・中華街駅へ。西武秩父方面へ行く電車は、ここが始発駅になるため、高確率で座ることができます。
こういった行為を俗に「折り返し乗車」といいます。
※写真はイメージ
「混雑する電車で座るためのちょっとした工夫」と考える人もいますが、実はこれは不正乗車。
横浜駅-元町・中華街駅間の定期券など乗車券を持っていれば問題ありませんが、そうでなければルール違反に当たります。
つまり、「改札を出なければ運賃は発生しない」という考え方は間違いで、「電車に乗ったら運賃は発生する」という考え方が正しいのです。
みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道は、ウェブサイトで「不正乗車」について、次のように言及しています。
そもそも、この折り返し乗車が「不正乗車」に当たるということを知らなかった人も多く、ネット上にはさまざまなコメントが寄せられました。
また、こういった「不正乗車」は、みなとみらい線に限らず、さまざまな路線で行われているといいます。
「自分さえ座れれば、それでいい」という考え方ではいけません。当たり前のことですが、ルールをしっかり守る意識が求められています。
[文・構成/grape編集部]