満員電車で絶対に座れる方法!「それって不正だよ」
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- 出典
- みなとみらい線
「世界でもトップクラスの混雑」といわれる日本の満員電車。
※写真はイメージ
朝夕の通勤時間帯は「立っているのもやっと」というほど混雑することが当たり前になっています。
特に「通勤や通学に時間がかかる」という人にとっては、肉体的にも精神的にもツラい時間。こんなことを考える人も多いのではないでしょうか。
せめて座りたい!!!
しかし、混雑している電車内の座席は、ある意味で奪い合いです。
座っていた誰かが降りるとなれば、多くの人が「我さきに」と座ろうとします。
すると、こういった混雑した電車でも「座りたい!」と思う人は、こう考えます。
「1度終点まで行き、折り返す電車に乗って座ろう」
例えば、横浜駅から西武秩父駅まで電車に乗るとします。東急東横線には地下鉄副都心線、西武池袋線が乗り入れているため、乗り換えなしで移動することができます。
しかし、神奈川県から東京都を通り、埼玉県までの移動時間は、早くても2時間以上と、決して短くありません。
そこで、同じく東急東横線に乗り入れているみなとみらい線に乗車し、一度反対方向への電車に乗ります。約10分ほどで元町・中華街駅へ。西武秩父方面へ行く電車は、ここが始発駅になるため、高確率で座ることができます。
こういった行為を俗に「折り返し乗車」といいます。
※写真はイメージ
「混雑する電車で座るためのちょっとした工夫」と考える人もいますが、実はこれは不正乗車。
横浜駅-元町・中華街駅間の定期券など乗車券を持っていれば問題ありませんが、そうでなければルール違反に当たります。
つまり、「改札を出なければ運賃は発生しない」という考え方は間違いで、「電車に乗ったら運賃は発生する」という考え方が正しいのです。
みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道は、ウェブサイトで「不正乗車」について、次のように言及しています。
そもそも、この折り返し乗車が「不正乗車」に当たるということを知らなかった人も多く、ネット上にはさまざまなコメントが寄せられました。
また、こういった「不正乗車」は、みなとみらい線に限らず、さまざまな路線で行われているといいます。
「自分さえ座れれば、それでいい」という考え方ではいけません。当たり前のことですが、ルールをしっかり守る意識が求められています。
[文・構成/grape編集部]