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マツコが現代のネット事情に苦言 「今の子はかわいそう」

By - grape編集部  公開:  更新:

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インターネットやスマートフォンが普及し、大量の情報があふれる現代では、情報過多を危ぶむ声も聞こえてきます。

2017年6月14日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)に出演したマツコ・デラックスさんも、ネットの情報に振り回されがちな現代人について、持論を展開しました。

「いまの若い子はかわいそう」

昔に比べ、ネットを使って調べ物をしなくなったと語るマツコさん。その理由を、こう説明します。

「(ネット上で)何か調べ物をしても、それで出てきた情報だけを信じるのって嫌じゃない?」

マツコ&有吉 かりそめ天国 ーより引用

スマートフォンやパソコン1台で調べ物ができる現代では、情報源がネットの口コミや記事という人も少なくありません。

しかし、そこで得た情報を鵜呑みにすることにマツコさんは疑問を感じているようです。

番組進行役の久保田直子アナウンサーから「もっと情報が欲しいなと思うことはないのか」という質問にも、マツコ節を炸裂させています。

「入ってくるニュースの中で、本当に自分が興味をもてる情報って、100件のうち1件あるかないか」

「いまの若い子を見ているとかわいそうになってくる時がある。あまりの情報量で!」

マツコ&有吉 かりそめ天国 ーより引用

また、情報の主軸がネット中心になっていることにも言及。

「ネットで騒ぎになっているというのが、大きな世の中から見たら、どれだけの騒ぎなのかってところが分からなくなってくる」

マツコ&有吉 かりそめ天国 ーより引用

ネットと世間の意見は必ずしも一致しないと語りつつも、一時期に比べれば冷静になってきていると分析しています。

数多くの番組でコメンテーターとして活躍するマツコさんは、確かな知識量に裏打ちされた鋭い視点と、歯に衣着せぬ物いいが人気です。

それができるのは、1つの情報をさまざまな角度から読み解き、物事の本質を見極める力があるからこそともいえます。

マツコさんが番組の中で語ったことは、情報過多の時代だからこそ、ちゃんと情報の取捨選択ができているのか、そして情報に振り回されていないかと問題視する意味も含まれているように思えてなりません。


[文・構成/grape編集部]

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出典
マツコ&有吉 かりそめ天国

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