犬にとって人間はエルフ 犬と生きるということを改めて考える
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北欧神話に登場する、エルフ。日本語では妖精などと訳されることがあります。
エルフは人間と似た容姿をしていながら、神秘的な雰囲気をまとい、長寿でいつまでも若々しい見た目です。また不思議な力を持っていて、小説や映画などの物語のなかでは「生物として上位の存在」として描かれることもあります。
空想上の生き物であるエルフですが、ある生き物から見た人間は『エルフ』そのものなのかもしれません。
別の視点で見れば、我々はエルフ
犬の世界では、人間は500歳まで生きるエルフだ。
この1文が海外のSNS、Tumblrで注目を集めました。その言葉に心を動かされた人々が、『続き』を書き込んでいきました。
そして、1つの物語ができ上がったのです。
物語は、このように始まります。
長い時を生きる『彼ら』。それは人間です。
犬の寿命は長くて20年ほど。その4~5倍も長く生きる人間は、犬からすれば、老いることを知らないエルフにも見えるのでしょうか。
語り手である『私』は子犬の時から、人間と暮らしてきた犬。犬は老いて、身体のあちこちが痛み始めます。
ですが、いつも一緒にいた家族である女性は、若く健やかなままでした。
間もなく命の灯が消えそうになる、老いた人間。そのそばに寄り添い続ける犬。
犬が人間の死を看取ることはまれなこと。その最後の瞬間まで、犬は人間と共にい続けることを望みます。
複数の人々によって作られたこの物語は、海外だけでなく、日本のSNSでも多くの人々の涙を誘いました。
『長い命』と『短い命』の感覚は異なっても、共に過ごす時間は、どちら側から見ても輝いています。
犬と人間の長い付き合い。歴史の中に、こんなストーリーが積み重なっていることを想像すると、「人間の友達」である犬への愛おしさがこみ上げてくるようです。
※記事中の写真は全てイメージ
[文・構成/grape編集部]