「ペットボトル落ちてる」と思って拾ったら激痛! 浜辺を転がる事態に
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※写真はイメージ

飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

撮影者「…お前今どんな心境なんよ」 湖で野鳥が?「夜勤で乾き切った心に効く」「…お前、今どんな心境なんよ」というひと言とともに、1枚の写真をXで公開したのは、土井一心太(@aganoya)さん。なんでも、新潟県阿賀野市に位置する瓢湖(ひょうこ)で、ある野鳥が独特なポーズで静止していたといいます。
青くてキレイな怖いヤツ
海へ遊びに行ったら、こんな物体を見つけることがあるかもしれません。
餃子のような形をしたコレの正体は、『カツオノエボシ』。透き通った体で海に浮き、触手を持つことからクラゲと思われがちですが、実は違います。小さなヒドロ虫が集まって、クラゲのような姿を形成しているのです。
『カツオノエボシ』は、気体の入った浮き袋が、帆を張った昔の軍艦に似ていることから、英語では「Portuguese man-of-war(ポルトガルの軍艦)」と呼ばれています。また、青い浮袋から「bluebottle(青いボトル)」と呼ばれることも。
色合いが大変キレイですが、近づくと触手に刺される危険性があります。
海に浮いているときは、長くて細い巻きひげ状の触手を平均10m、長いものでは50mも伸ばしています。触手は、本来エサとなる魚や、そのほかの小型生物を麻痺させて殺すために使うのですが、触れれば人間も刺してきます。
気を付けたいですが、光の加減によっては、とても見つけにくいもの。「気が付いたら背後にいた」なんてことがあったら、恐ろしいですね。
人間は、『カツオノエボシ』に刺されるとどうなってしまうのでしょうか。
応急処置を知っておこう
『カツオノエボシ』の触手に人間が刺されると、みみずばれになって激痛に襲われます。最悪の場合、ショックで亡くなることも。
たとえ、浜辺に打ち上げられて死んでいるように見えても、触手は刺激があると刺してくるため、裸足やサンダルでそばに行ってはいけません。
しかし、打ち上げられたカツオノエボシを、ペットボトルや膨らんだビニール袋と見間違えてしまうこともあります。
もし、カツオノエボシに刺されてしまった場合には、こちらの応急処置を行ってください。
海で遊んだ後は、楽しい思い出だけを持ち帰りたいもの。
危険生物に気を付けて、海で楽しく遊びましょう!
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[文・構成/grape編集部]