車いすの男性に「お金を貸して」といわれた女性 承諾すると、信じられない展開に
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子どものころ、「困っている人がいたら、助けてあげよう」と教わったことでしょう。優しい心を持って誰かを思いやることは、とても素敵なことです。
しかし、時にはそういった『善意』を利用しようとする人もいます。
ある女性がTwitterに投稿した体験談が話題になっています。
自称・障がい者から、卑劣な詐欺に遭った女性が注意喚起
2018年の2月、投稿者さんは新宿駅の近辺を歩いていました。
すると、車いすに乗った40~50代と思われる男性に声をかけられたといいます。
「八王子駅に忘れ物をしてしまいました。
ICカードの中に450円しか入っていないので、お金を貸してくれませんか?」
※写真はイメージ
耳が不自由な人が文字を指して使う『電話お願い手帳』の50音表で、そう伝えてきた車いすの男性。
緊急時には交番でお金を借りられることを知らなかった投稿者さんは、困っているであろう目の前の男性を助けることにしたのです。
しかし、投稿者さんが頼みを承諾すると、男性の頼みは増えていきました。
「八王子までの交通費を貸してほしい」
「この後、ネットカフェに泊まりたい」
「夕ご飯と、朝ご飯も買いたい」
先ほどまで「交通費を貸してくれ」といっていたにもかかわらず、男性は「5000円を貸してくれ」といい出したのです。
投稿者さんは違和感を抱くものの、男性が申し訳なさそうに丁寧な口調で頼んできたため、しぶしぶ了承してしまったといいます。
その後、電車に乗るため車いすを押していると、投稿者さんはこういわれました。
「百貨店の4階に、秘密の場所があるんです。そこに連れて行ってください」
男性の行きつけのお店があるのかと思い、車いすを押しながら指定された場所へ向かった投稿者さん。
しかし、到着した場所にあったのは多目的トイレでした。
「介助が必要だから、助けてください」
そういわれた投稿者さんは、戸惑いました。相手は男性で、投稿者さんは女性…しかし、周囲には人が見当たりません。
「もし漏らしてしまったら」とパニックになっている最中に男性から「早く」と急かされ、混乱したままトイレに入ってしまいました。
※写真はイメージ
不幸中の幸いか、投稿者さんの身体に抱きつきながら立ち上がる以外は何もなかったものの、投稿者さんは大きな不快感を抱きます。
「一刻も早く、この人から逃げたい」と思った投稿者さんは、勇気を出して男性にこういいます。
「すみません。バスの時間が迫っているので、これ以上は付き合えません。本当にごめんなさい」
そう告げ、2人は当初の目的地であった改札前まで行くことになりました。
去り際に「お金を貸してください」といわれ、早く逃げたいという気持ちからお金を渡してしまったといいます。
その後、不審に思い警察に話をすると…