「ゾッとする!」振り込め詐欺を見破った83歳の女性、直後『警官』に騙される?
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
- 出典
- NHK WEB NEWS/警視庁
2017年9月6日、埼玉県に住む83歳の女性の自宅に1本の電話がかかってきました。
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甥を名乗る男性からの電話でしたが、女性はすぐに本人と連絡をとり、この電話が振り込め詐欺であることに気付いたといいます。
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しかし、その後、同じ女性の家に今度は警察から電話があります。
女性が「詐欺の電話があった」と伝えると、警察から次のような要請があります。
正義感の強い女性なのでしょうか。捜査への協力を快諾します。
そして、現金を受け取りに来た振り込め詐欺グループの1人に、自ら用意した現金100万円を渡したのです。
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周囲に待機している警察官が、現金を受け取った人物を捕まえる手はずになっていました。
実際、警察からも「犯人を逮捕しました。お金を返しに行きます」という電話があったといいます。
が!!!
実は、警察官だと名乗っていた人物も詐欺グループの一味だったことが判明しました。
つまり、女性は現金100万円をだまし取られてしまったのです。
もちろん、警官を名乗っていた人物はニセモノ。
警察は近年、詐欺に気付いた人に協力してもらい、だまされたふりをしてもらう「だまされたふり作戦」を行っています。
それを逆手にとった悪質な犯行。この事件について、ネットでもさまざまな意見が飛び交っています。
警視庁はウェブサイトで次のように注意喚起をしています。
ますます巧妙化している振り込め詐欺の手口。
まずは、先入観を持たずに警視庁の振り込め詐欺対策ページなどで、しっかりと最新の手口を把握しておくこと。さらには、1人で判断せず、信頼できる身近な人に相談してから行動を起こすことが大切です。
[文・構成/grape編集部]